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UPDATE|2023/07/14

マリオが悪役に!? 7月15日でファミコン40周年、同じ年に発売された懐かしの初期名作ソフト9本

懐かしのファミコンソフトを30タイトル収録を収録したニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(任天堂)


そして、その後に出てきたのは1983年9月9日に誕生した『マリオブラザーズ』。土管から出てくる敵を床の下から突き上げひっくり返し、蹴り落として倒すという実にシンプルなルール。2人同時プレイも可能で、協力して敵を倒すこともできれば、仲間を裏切ることも可能である。そのため「さっきまで仲良くプレイしたのに、いつの間にか喧嘩をしてしまった」という経験をした子供たちも多いことだろう。

さらに同年にはファミコン初のスポーツゲームも販売。その名も『ベースボール』だ。同作は、プレイヤーが6チームのなかからプレイするチームを選び、攻撃時は打者を操作し、守備時は投手を操作する。シンプルな内容ながら、投手の球種は4種類あるなど本格的な要素もあり人気になった。またコンピュータとの対戦だけでなく、2人対戦が可能なので友達と遊んだという人にとっては懐かしい思い出として記憶に残っている人も多いだろう。

他にも勉強要素が含まれた『ポパイの英語遊び』『ドンキーコングJR.の算数遊び』も発売。『ポパイの英語遊び』は1983年11月22日に発売されたゲームで『ポパイ』の世界観を残しながら、英語の勉強ができるという内容。3つあるゲームモードのうちのひとつ「WORD PAZZLLE A」では、ヒロインのオリーブが出題する日本語を、画面上にあるアルファベットを選び、英訳する。発売当時は今ほど英語教育は盛んではなかったため挑戦的なゲームといえるだろう。

また『ドンキーコングJR.の算数遊び』は1983年12月12日に発売された算数が学べるゲーム。「CALCULATE」「+-×÷ EXERCISE」の2つのモードがあり、計算とアクションでステージに挑戦する。対戦モードも用意されており、計算力だけでなく時には勝つために相手の邪魔をする戦略も求められるという、なかなか頭脳を駆使したゲームである。

ファミコンが登場してから40年。ファミコンと同時に発売されたゲームを振り返ると、ヒット作のベースとなった作品から、大人向け、教育用など多ジャンルにわたっていることが分かる。これらのゲームも「ファミコン40周年キャンペーンサイト」に登場するのだろうか。今から7月15日から始まるファミコン40周年イヤーの開始が待ちきれない。

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