FOLLOW US

UPDATE|2023/07/14

マリオが悪役に!? 7月15日でファミコン40周年、同じ年に発売された懐かしの初期名作ソフト9本

懐かしのファミコンソフトを30タイトル収録を収録したニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(任天堂)

明日7月15日、数々の社会現象を生み出した家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータは発売40周年を迎える。任天堂ホームページ内にある新作情報番組『Nintendo Direct 2023.6.21』では、2023年7月15日 に「ファミコン40周年キャンペーンサイト」が開設されることを告知、ファミコン好きなファンたちを喜ばせている。本記事ではファミコンと同じ年に発売され、同じ時期に40周年を迎える懐かしのゲームを紹介する。

【画像】ファミコンと同時発売された『ドンキーコング』

ファミコンと同時発売されたゲームは『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ポパイ』の3本。『ドンキーコング』は、ドンキーコングがさらったヒロインのレディを救出するというゲーム。プレイヤーはマリオを操作しながら、建設中のビルに乗り込み、ドンキーコングが投げてくるタルをかわしたり、ハンマーで敵を倒しながらレディの元へと進んでいく。ゲームは全体で3面構成となっており、3面目ではドンキーコングと直接対決! 倒せばレディを救出できる。シンプルな操作性と、分かりやすいゲーム内容に夢中になったファンは多いだろう。

また『ドンキーコングJR.』は、同時に発売された『ドンキーコング』の息子であるドンキーコングJR.を操作するゲーム。マリオに囚われたドンキーコングを救出するのが目的だ。マリオが悪役で登場するとは、若い子たちにとっては衝撃的な過去かもしれない。前作『ドンキーコング』と比べるとプレイキャラの動きが複雑になっており「操作が難しい」との声もあがっている。

3本目の『ポパイ』は日本でも放送されたアメリカのアニメをゲームにしたもの。プレイヤーは主人公・ポパイを操作して、邪魔をする天敵のブルータスの目をかいくぐり、ヒロインのオリーブが落とすハートや音符、アルファベットを集めていく。ブルータスを倒すにはほうれん草が必要で、手に入れればアニメさながらに体当たりで弾き飛すことができるのも魅力。同作はアニメの世界をゲームで堪能できると人気を集めた。

そして前回の3作(ドンキーコング、同Jr.、ポパイ)発売から約1ヶ月後の8月27日(土)、第二弾として『五目ならべ 連珠』と『麻雀』が発売された。『五目ならべ 連珠』は初級から上級まで、3段階の強さのコンピュータと勝負が楽しめるだけでなく、2人対戦するモードも搭載。また同作は連珠ルールを採用。たて・よこ・ななめのうち2ヶ所に同時に3つ並べば負けといったルールも採用されており、単純に石が5つ並べば勝利というものではない。内容も本格的なため、コンピュータになかなか勝てず、なかにはコントローラーを思わず投げつけそうになった人もいたのだとか。

また同じ日に発売された『麻雀』も同じく初級から上級まで、3段階の強さのコンピュータと対戦できる1対1形式の麻雀ゲームだ。これまで発売されたゲームのなかで、最も大人向けのゲームともいえる『麻雀』。第一弾が比較的子供向けのゲームだったため、今回は親世代をとりこむために発売されたゲームといっても過言ではないだろう。

RECOMMENDED おすすめの記事