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UPDATE|2023/07/10

千原ジュニア、大阪時代の”お笑いストリートファイト”を回顧、戎橋で二つの軍団が遭遇しわずか2分の出来事

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『ABEMA的ニュースショー』が、毎週日曜正午より、「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。9日(日)の放送では、番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアが大阪を舞台に切磋琢磨していた若手時代を振り返るとともに、芸人たちを巻き込んだ“とある事件”の真相に迫った。

【写真】千原ジュニアとの”とある事件”を振り返るFUJIWARA・藤本敏史、ほか番組カット【5点】

ダウンタウンらを輩出した心斎橋筋2丁目劇場(以下、2丁目劇場)を15歳から主戦場としていた千原ジュニアは、すぐに頭角を現し、看板芸人に。

2丁目劇場時代を振り返り、「所属していた芸人の中で1番若かったのが俺。それなのに、劇場の顔になり、MCとして場を回していたから、『アイツはMCをやってネタを作らんのに、毎週ネタを作ってる俺らよりもギャラは多くもらってるんやろ』と言われていた」と笑いを交えながら振り返った。

また、心斎橋筋2丁目劇場の元支配人である比企啓之氏は、当時の大阪の若手芸人たちは”心斎橋筋2丁目劇場”と”うめだ花月”で二分していたことを証言。2つの劇場をめぐって勃発した”とある事件”を再現ドラマ化し、当時を振り返った。

ある日、千原ジュニア率いる”2丁目劇場軍団”と、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史率いる”うめだ花月軍団”は、大阪・心斎橋の戎橋で遭遇。千原ジュニアは「これはこれは、うめだ花月の皆さん」と呼び止めると、「こんなところで会うのも何かの縁ですから、“お笑いストリートファイト”でもやりましょか?」と面白さを競う勝負を仕掛ける。

藤本は「何言うてんねん!やめようや!」とその場を回避し、立ち去るまでのわずか2分間は、”お笑いストリートファイト事件”として、大阪芸人たちの間で語り継がれることとなった。

番組内では、その場に居合わせた芸人たちが当時の様子を証言。藤本は「ジュニアら“2丁目劇場軍団”を橋の向こうで見かけた時から嫌な予感がしていた。本当は引き返したかったけど、後輩がいる手前、そんな姿を見せられなかった」と悔やんだ上で、「芸人たちの間では『ジュニアと飲みに行ったら、大喜利対決をさせられる』と噂になっていた。そんなジュニア相手に、やる前から“負け”を確信していたから、必死に誘いを断ってしまった」と告白。

また、固唾を飲んで見守る芸人たちの中、“うめだ花月軍団”の小籔千豊だけは「やりましょうや!」と意気込んでいたことを明かした上で、「俺が断った後、小籔は蔑んだ目で『先輩、情けないっすわ』と言ってきた。確かに、後輩に情けない姿を見せた。かき消したい過去ですね」と肩を落とした。

”うめだ花月軍団”の土肥ポン太は「ジュニアはホンマにお笑いが好きで、仕掛けてきている感じがした」と振り返り「立ち去った後も、藤本さんはとにかくビビっていて、1時間くらい喋らなかった(笑)」と暴露。

千原ジュニアも当時を振り返り、「フジモンも『オモロそうやな!』と返してくれると思っていたから、『誰が大喜利やって、誰がモノマネで…』と考えていた」と本気で勝負を仕掛けていたことを激白。そのきっかけは「当時は仲間たちと大喜利対決ばかりしていたから、つい…」と話し、頭をかいた。

そして今回、30年の時を経て、このバトルを「ABEMA」で実現することが決定。「ABEMA」で放送する『お笑いストリートファイト』では、千原ジュニアを立会人とし、ケンドーコバヤシ、くっきー!(野性爆弾)、西田幸治(笑い飯)、長谷川雅紀・渡辺隆(錦鯉)、クロちゃん(安田大サーカス)、狩野英孝、福田麻貴(3時のヒロイン)、きょん(コットン)ら、“お笑い自慢”の芸人がリーダーとなり、1組3人の8チームを結成。

リアルな街を舞台に、出会ったチームがその場でお笑いストリートファイトを繰り広げ、“誰が一番面白いか”を決定する。千原ジュニアは「これをやるために吉本興業に入ったのかもしれない(笑)。ルールやシチュエーション含めて、めちゃくちゃ面白い」と見どころを熱弁。

バトルの様子は、8月9日(水)夜11時より放送される。審査員なし、台本なし、自身の力だけで勝者を決める、ストロングスタイルすぎる番組に注目だ。

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