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UPDATE|2023/06/29

元中学校教諭が明かす“日焼け止め禁止”校則で縛る理由、ryuchell「入学前に校則を開示すべき」

(C)AbemaTV,Inc.

『ABEMA的ニュースショー』が「ABEMA NEWSチャンネル」にて毎週日曜正午より生放送されている。28日(水)夜9時からの放送では、学校でプールの授業が始まる季節ということで、日焼け止めを禁止する校則に着目。「納得いかない」という声が上がる一方で、「学校は我慢を学ぶ場所でもある」とする意見を紹介し、“校則のあり方”について考えた。

【写真2点】自身の学生時代のエピソードを話したryuchell

番組MCを務めるタレントのryuchellは「私にとってファッションやメイクはかなり大切なもの。それを楽しみたいから、校則がとてもゆるい高校を選んだ。そこに通うために、受験勉強をかなり頑張った」と明かした上で、「だからこそ、校則に反発する生徒に対して、『厳しい学校を選んだのは自分だよね』という気持ちもある」とコメント。

一方で、「学校と生徒の間で認識の食い違いが生まれないために、校則を開示すべき。入学する前の生徒が校則を知る権利があってもいいし、入学後に生まれた“理不尽な校則”には、生徒が立ち上がって反論してもいいと思う」と持論を展開した。

学校・教師側が日焼け止めを禁止する理由について、元中学校教諭のゲストは「授業間のインターバルが10分しかない中で、移動や着替えに加えて、日焼け止めを塗る時間まで確保することは難しい。また、ベテラン教師の中には『日焼けしてる方が健康的でいい』という考えを持つ人もいる。そして、教員が1番懸念しているのは、校則で禁止されている化粧品との区別が難しいこと」と解説。

さらに、「日焼け止めでプールが汚れる」という声が紹介されると、ryuchellは「私の学校はギャルが多いし、禁止じゃなかったので、プールに日焼け止めが浮かんで、真っ白になっていた。トンボも逃げてた(笑)」と頷いた。

また、ジャーナリストの堀潤は「僕の通っていた中学校は、みんなで議論をすれば、校則を変えられる仕組みを持っていた。そこで民主主義のあり方を学ぶことができた。『制度を変えることは大変で難しいこと』と刷り込むのではなく、『制度は自分たちで作れる』と体感できることが大事だ」と話すと、ryuchellは「生徒に校則を変える権利があっていいですもんね。そのチャンスや発言できる場所を与えてあげるだけで、学校自体の評判も良くなると思う」と同意した。

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