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UPDATE|2023/05/24

「これが恋なんだと知りました」“嘘つき”オオカミ・齊藤なぎさ、苦い初恋の終わりに涙

(C)Abema TV, Inc.

ABEMAオリジナル恋愛番組の最新作『花束とオオカミちゃんには騙されない』最終話が、21日(日)22時より放送された。

【写真】オオカミの着ぐるみを脱ぎ涙を浮かべる齊藤なぎさ、ほか番組カット【7点】

『花束とオオカミちゃんには騙されない』では、最高の恋を手にするために集まった男女11名が、デートや共同作業を通して“真実の恋”を叶えようと奮闘。ただし、女性メンバーの中には恋をしているフリをした「嘘つきオオカミちゃん」が1人以上潜んでおり、女性ならではの甘い誘惑や切ない嘘で参加メンバーを翻弄する。

最終回では、男性メンバーが最も想いを寄せる女性メンバーにその気持ちを伝える「最終告白」が行われ、恋をしてはいけない役割を与えられた「嘘つきオオカミちゃん」が誰だったのかも明らかになった。

スーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にも出演した俳優・とうたろう(柊太朗)は、遊園地デートなどを通して心の距離を縮めてきた、元=LOVEメンバーで現在は女優でモデルのなぎさ(齊藤なぎさ)に告白。

とうたろうは、“オオカミちゃん”の着ぐるみ姿のなぎさの前に立ち、「なぎさは俺にとって、一番の大切な人で。可愛くて綺麗で、元気で素直で。とても素敵な女性だと思います。もし良かったら、これからも一緒にいてください。オオカミじゃないって信じてます」と手を差し出した。

しかし、なぎさが持っていた赤い風船は、とうたろうの手に近づくことのないまま空へと放たれ、なぎさが「嘘つきオオカミちゃん」だったことが判明。真実を知ったとうたろうは、「そっか」と寂しげな笑みを浮かべ、目からは涙があふれ出した。

去り際にとうたろうが彼女から受け取った赤い手紙には、なぎさの直筆で「私は最初、自分の役割を全うすることだけを考えて参加していました。でも太陽LINEでとうたろうとデートした時から、自分の気持ちに戸惑いがあることに気づきました。それは、これまで恋をしてこなかった私にとって、初めての感情でした。今、自分がこんなにも苦しいのは、その感情のせいだということもわかっています」と、“オオカミちゃん”という役割を背負いながらも、とうたろうに惹かれていたことが綴られていた。

さらに、手紙は「とうたろうは、ずっと私を“オオカミちゃん”じゃないって信じてくれてたよね。いつ花束を渡されるのか、と怯えていた私にとって、そんなとうたろうの姿はとても眩しかった。その眩しさに目を閉じてしまいそうになった時、これが恋なんだと知りました」と続き、とうたろうは泣きじゃくりながらその手紙を読み進めた。

その後のインタビューで“オオカミちゃん”の着ぐるみの頭を外したなぎさの目からは涙がとめどなく溢れ、「苦い初恋ですね」とつぶやいた後に、「でもとうたろうに恋できて良かったなと思います」としみじみと語った。

一方で、女子メンバーの中に潜んでいたなぎさ以外のもう一人の「嘘つきオオカミちゃん」の存在が、韓国ドラマなどにも出演経験があり、現地でも人気を博している韓国人インフルエンサー・ちせだったことも明らかに。

第1話から一途にちせを想い続けてきた『silent』など話題作への起用が続く俳優・おみ(夏生大湖)は “オオカミちゃん”の着ぐるみ姿のちせの前に立つと、「ちせと出会ったとき、目を見てすごく可愛いなと思いました。それからもずっとずっと、毎日毎日ちせのこと考えて、辛いことも楽しいことも、全部、すごくいい思い出でした」とちせと過ごした日々を回想し、「今日まで考えてきたちせのこと、これからもずっと大好きです」と告白。

しかし、ちせが持っていた赤い風船は空に放たれ、彼女は“オオカミちゃん”だったことが判明。さらに、去り際に手渡されたちせがおみに宛てた手紙の中で、おみが「花束ルール」を使用してちせの正体を尋ねたことにより、中間告白直後の時点からおみがちせの正体を知っていたことも明らかになった。

ちせが“オオカミちゃん”だと知っても、おみは動揺する素振りを一切見せずに「答えがどうであれ、俺には正直、関係ない話なの。俺が気になるのは、ちせの気持ちだけ」と穏やかに語りかけ、「俺はちせに対する想いは変わらないからって言ったじゃん。最後の最後まで、そのこと忘れて楽しく笑おうよ」と励ましていたのだった。

ちせの手紙の中には、「自分が背負っているものを一番好きな人に背負わせてしまったこと、本当に後悔しています」とそんなおみへの罪悪感と共に、「私が何度も負けそうになった時、いつも手を差し伸べてくれて、手を繋いでくれてありがとう。その手にいっぱいいっぱい救われました。私の苦しみを肩代わりして、最後まで隣にいてくれてありがとう」とたくさんの感謝の言葉が綴られていた。

“オオカミちゃん”の重責を背負ったちせに恋をし、その想いが叶わないことを知りながらも寄り添い続けたおみとちせの悲恋の結末に、視聴者からは「泣きすぎて視界ぐちゃぐちゃ」「涙が止まらなくて嗚咽」など多くの反響が寄せられた。

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