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UPDATE|2023/05/08

中川翔子がファンに結婚を生報告、江頭2:50らが日比谷野外音楽堂で祝福

中川翔子 photo by 外山 繁


続いて、中川から「可愛くて、かっこよくて、自分がしっかりあって、人生をどんどん切り拓いていった超リスペクト。16歳の頃からの付き合いであるこの方です!」と紹介され登場したのは、ミュージカルや舞台、ドラマで女優として大活躍中の平野綾。

後のMCで「翔子ちゃんが好きって言ってた曲でセトリを作りました。大事な友達で“戦友”という気持ちもある翔子ちゃんのために歌います」と語った彼女は、スペーシーなサウンドに迫力のあるロングトーンを轟かせた『スターゲイズ・ラブ』から『明日のプリズム』『MonStAR』とハッピーなムードのポップロックを立て続けに披露。

パワフルかつ伸びやかな歌声を野音ならではのマジックアワーの背景が光るステージに響かせると、テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のオープニングテーマとして大ヒットした『冒険でしょでしょ?』に続き、同作の劇中曲で中川も2010年のカバーアルバム『しょこたん☆かばー3 〜アニソンは人類をつなぐ〜』でカバーしている『God knows...』で2人のコラボレーションが実現。

「あやちゃんかわいい、大好き。今日のこの時間を一生忘れません」と興奮気味の様子でステージに上がった中川は、平野の隣で歌いながら溢れる思いが止まらずオタ芸を繰り出していた。そして<重なるよいま 二人にGod bless...>というフレーズでばしっと目を合わせて声を重ねると、場内は大きな歓声に包まれた。

その後、中川が「デビュー前に私のライブにバックコーラスとして出てもらったことがあります」と話し登場したのは事務所の後輩で、現在は新メンバーを加えた新体制での活動をスタートさせたLittle Glee Monster。

『世界はあなたに笑いかけている』『HELLO NEW DAY』で明るい笑顔を届けると、客席からも自然とクラップが湧き上がった。『Jupiter』では半円になって息を合わせ、アカペラも交えた構成で見事なハーモニーで感動を呼ぶと、『ECHO』では一転して力強い歌声で観客にエールを送った。続く最新曲『WONDER LOVER』では歌だけではなく、ダンスやラップでも魅せるなど、グループとしての高いポテンシャルを証明してみせた。

そして、新体制初のオリジナル曲『Join Us!』で華やかなファンファーレを鳴らしてみせた後に中川が登場し、中川の“一緒に唄いたい!”の希望で実現した、リトグリがオフィシャルYouTubeにアップした『アカペラ春ソングメドレー』のコラボレーション。

miyouによるボイスパーカッションも織り交ぜながら、yama『春を告げる』、Awsome City Club『勿忘』、ヨルシカ『春泥棒』、あいみょん『ハルノヒ』、川嶋あい『旅立ちの日に…』、レミオロメン『3月9日』でその場にいた観客の胸をギュッとさせる、際立ったコーラスワークを発揮。

しっかりとメンバーと目を合わせながらアカペラに挑戦した中川は「史上初! 人生初! 同じ事務所の血が流れているのを感じました」と喜びの声を上げた。

続いてテレビの歌番組での共演を経て、2013年夏に「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」にて行ったワンマンライブ『SUMMER SHOKO FES in OTODAMA』ではサプライズゲストとして招き、今では家族ぐるみの付き合いをしているという相川七瀬が登場。

ヘヴィーでラウドなロックナンバー『LIKE A HARD RAIN』で勢いよく口火を切ると、続く『恋心』で中川も加わり、2人でエモーショナルに熱唱。

「LINEでオファーしたら、すぐに『いいよ』っていう返事をくれました。本当に優しくてカッコいい姉さんです」と中川も尊敬の眼差しを向ける。その後も『Sweet Emotion』『BREAK OUT』『夢見る少女じゃいられない』と90年代を代表する大ヒット曲で、幅広い世代を巻き込みシンガロングを起こした。当時と全く変わらないルックスと歌声という強烈な個性を発揮した、圧巻かつ貫禄のステージとなった。

CREDIT

text by 永堀アツオ


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