2023年元日のInstagramでは、新年の挨拶とともに立ち食い蕎麦で食事する写真を公開。「お正月っぽい、なんかキラキラしてる写真探したんやけどマジでないね。私のオフは映えない、、ということで先日人生初の立ち蕎麦の写真で。」と、無理に着飾ることをしない姿にも新年から好感をもった。
かと思えば、【イタリアVlog】と題したYouTubeでは、FENDI本社で撮影してきたという動画を公開。ブランド撮影はさすがのオーラで魅せつつも、移動中は車の中で素の表情をみせる場面も。仕事モードになると表現の世界に入り込むが、1つの動画の中でもオーラと親近感を行き来させるのだから目が離せない。
2021年6月の集英社『MORE』のインタビューによると、飾っていない自分を見て「頑張ろう!」と思ってもらいたくてYouTubeを始めたとのこと。「あそこに映っている私は本当に素顔の私だし、オブラートに包んでいないリアルな姿。“意外と普通じゃん”って思って身近に感じてもらえたらうれしいです」と話していた。
イタリアで大きなクロワッサンを食べている動画のアテレコでは「あーおいしかったクロワッサン!食べてぇ!」「パンとか、いちいちうまいんだよ」などの言葉で感情をむき出しにする場面も。心の声を自分の言葉で表現するのも魅力的に映る要素の1つだ。彼女自身が言っているとおり、YouTubeではアテレコも含め飾らない姿を惜しみなくみせてくれている。
ハイブランドを身にまとうのも、庶民的な食事をするのも様になる彼女。女優・モデルとして誰もが唸る美貌とオーラをもちながら、おいしいものには「うまい!」と感動したり、Tシャツにメガネ・キャップといった装備でラーメン屋や蕎麦屋で麺をすすったりする姿をみせてくれることで、視聴者は「親近感がある」と「やっぱりすごい」を行き来きし、魅力に取りつかれてしまう。
彼女を語るうえでYouTubeやInstagramは欠かせない存在。飾らない姿をみせてくれるからこそ、彼女の女優・モデルとしてのすごさを再確認できるとも言える。息を抜いた姿も魅力的に映るのは、さまざまな仕事を通して経験値を積み、人間としての魅力が増しているからなのだろう。
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