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UPDATE|2023/02/27

乃木坂46キャプテン・秋元真夏、涙の卒業コンサートに幕「生まれ変わっても絶対に乃木坂になりたい」

「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY5公演


卒業公演もついに折り返し。ここからはパフォーマンスに重点を置いた楽曲が連発される。まずは代表曲のひとつ『インフルエンサー』を遠藤とのダブルセンターで披露。制作当時はダンスに苦戦したこの曲を、秋元はアイドル人生最後の日にセンターを全うし、成長した姿を観る者に強くアピールする。続く『シンクロニシティ』でも難易度の高いソロダンスを見事にやりきり、有終の美に相応しいパフォーマンスを提示。さらに『好きというのはロックだぜ!』『帰り道は遠回りしたくなる』『最後のTight Hug』と緩急に富んだ選曲で、乃木坂46らしい“しなやかさの中にも力強さが存在するダンス”を表現してみせた。

ライブ終盤戦には、秋元の「憧れの曲」である『言霊砲』を、これからの乃木坂46を先頭で引っ張っていくことになる久保史緒里、与田祐希、山下の3人と一緒に歌唱。また、自身がかつて卒業生の高山一実と歌ってきたユニット曲『忘却と美学』ではキャプテン、副キャプテンとして苦楽を共にしてきた梅澤美波と一緒に披露する。

さらに、「あるメンバーとどうしても歌いたい曲。楽曲も大好きだし、その一緒に歌うメンバーのことが大好き」と“HoneyWorks meets さゆりんご軍団+真夏さんリスペクト軍団 from 乃木坂46”名義で発表した『大嫌いなはずだった。』を、鈴木と2人で歌唱。外周を歩きながら歌う2人は瞳に涙を浮かべ、この曲を噛み締めながら歌う。曲中、鈴木から「真夏さん、今まで本当にありがとうございました」と花束をプレゼントされるサプライズもあり、会場は感動的な空気に包まれた。

涙を堪えきれない秋元は、本編最後の曲に入る前に後輩たちにメッセージを送る。秋元は「昨日までやっていた期別ライブが本当に楽しくて。卒業するのが何の不安もないくらい、頼もしい後輩に囲まれていたんだなと感じた3日間でした」「メンバーによって歩んできた歴史は違うけど、その間にたくさんの困難や不安を乗り越えてきたからこそ、今の乃木坂46があると思っているので、絶対に大丈夫だなと思います」と力強く語り、「アイドルとして世代交代が難しいと言われている大人数アイドルグループですけど、乃木坂はちゃんと世代交代できたんじゃないかなと自信を持って言えます」と宣言。最後に、自身が初めてセンターを務めた『ひと夏の長さより・・・』で煌びやかに締めくくった。

CREDIT

文/西廣智一


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