──ちなみに先ほどちょっと話に出た新曲のお話もお聞きしたいのですが、配信リリースされている『その手(demo音源)』では皆さんも作詞に参加したとか。
EON 大元の歌詞をサウンドプロデューサーのmasasucksさんが書き上げてくださり、自分たちの想いを乗せやすいように作詞に参加してみなって言ってくださったので、メンバー6人で集まって「ここはこうしてみたい」「ここで韻を踏んでみたい」などを話し合いました。
MAINA でもまだ完成じゃないよな? demoやから。
──確かに(demo音源)って書いてますね。これはどういうことなんですか?
MAINA この曲にはファンのみなさんの気持も取り入れたいと思ったんです。毎回ライブのセットリストにこの曲を入れて、ファンの皆さんとコミュニケーションを取って、ここに掛け声を入れようとか、ファンの皆さんと一緒に歌ってその時に感じたフィーリングを活かして歌詞をどんどん変えたり。ライブを重ねて作っていこうっていう曲です。
ANNA そもそも曲が完成するまでの過程をみなさんと共有して楽しみたいなっていうのもあるんです。ライブ中に「あっ、ここ、この前と変わってる」っていうのを楽しんでもらえたらいいなって。
──先月14日には『NO-LIMIT』も配信されていますが、こちらの曲の方はどうですか?
MAINA TVアニメ『FAIRY TAIL』のOPテーマなんですけど、6人とも『FAIRY TAIL』が大好きで、なんか似てません?
──……ん? 何がですか?
EON そらいきなり言われても分からないですよね(笑)。
MANA (笑)。『FAIRY TAIL』って仲間と上を目指していくって話じゃないですか。私たちも幼馴染で7、8年やってきてて、絆とか大切にしているので、仲間とか絆を大切にする曲でアニメのOPテーマを歌わせていただけるというのはものすごく嬉しいことだと思っています。
ANNA 『FAIRY TAIL』でもね、ギルドの仲間とは笑う時も泣く時も一緒なんですよ。しゅかしゅんもずっと一緒にいて、ほんまに360日ぐらいずっと一緒なんですよ。
MANA 東京だと、24時間一緒やしな。
ANNA そうなんです。東京には寮があって6人一間で暮らしてるんですけど……。
──一部屋で6人で暮らしているんですか?
ANNA そうです。カーテンとかパーテーションとかもなくて。
EON ハンガーラックで区切ってます。
MAINA しかも雑魚寝ですよ。
MANA しかも鏡張りなんで(笑)。
──レッスン場も兼ねているってことですか?
ANNA そうです。なので泣く時も笑う時も一緒で。それがリンクするので、本当に『FAIRY TAIL』のお話をいただけたのが嬉しいです。