FOLLOW US

UPDATE|2023/01/20

Adoだけじゃない、2023年注目の“素顔を見せない”ミステリアスなアーティスト3組

WurtS、ツユ、超学生

昨年、映画『ONE PIECE FILM RED』のキャラクター・ウタの歌唱パートを担当し、更なるブレイクを果たしたAdo。令和の歌姫が、今年どんな活動をしていくのか?楽しみにしている音楽ファンも多いことだろう。「2002年10月24日生まれ」という情報以外はほぼ謎に包まれた存在。ライブでは、ステージ上に姿を現してはいるものの、絶妙な暗さと眩い照明の演出で、歌って踊るシルエットは拝めるが、ミステリアスな存在なままだ。ここ数年、Ado同様、ネット発でブレイクしたアーティストは、謎に包まれているケースが多い。素顔はもちろんのこと、プロフィールなどの情報を一切明かさないアーティストもいる。今回は、2023年注目のミステリアスなアーティスト3組を紹介する。

【関連写真】累計再生回数は4億回を突破、Ado『うっせぇわ』ジャケット写真

SNSで繰り返し流れてくるキャッチーなメロディー、斬新な歌詞や音楽性、そして、こうした謎めいた存在感までもブレイクの要素のひとつになり得る現在の音楽シーン。そんな謎めいたアーティストはまだまだ沢山いる。

まず、1組目は、WurtS。一昨年、トヨタ自動車のCMソングに起用されたり、昨年1月の日本テレビ『バズリズム02』の新春恒例企画「今年コレがバズるぞ!BEST10」で第1位に選ばれたりするなど、既に音楽業界では大注目されていた存在だ。作詞・作曲・アレンジのみならず、アートワークや映像までセルフプロデュースしている。活動のスタイルは、米津玄師やVaundyに近いのかも知れない。実際、Vaundyがシンパシーを感じたのか、Twitterで「WurtSは売れるぞ」とツイートしたため、注目し始めた音楽ファンもいるくらいだ。

WurtSの公式SNSには「21世紀生まれ」と書かれているので、2001年以降に生まれたことは確かなのだが、その他の情報は一切出ていない。ライブ活動は積極的に行っており、昨年末のCOUNTDOWN JAPANなど大型フェスにも出演している。ライブ時の姿は、帽子を深々と被って歌うスタイルだ。目元や表情などはまったく見ることが出来ないが、シルエットや動きははっきりと捉えることが出来る。ちなみに、ステージでは、大きなウサギがDJをしているので、WurtSの素顔も気になるが、ウサギに目を奪われがちだったりもする…。

そして、そんなWurtSが今年ブレイク間違いなし!と言い切れるのは、これまでSEKAI NO OWARIの『スノーマジックファンタジー』やback numberの『ヒロイン』、古くは、globeの『DEPARTURES』など、数々のヒット曲を生んできた「JR SKI SKI」キャンペーンに楽曲が起用されているからだ(ちなみに、Eveも3年前に起用されている)。3月からは全国ツアーも開催されるので、是非ともこの冬、WurtSに注目して頂きたい。

AUTHOR

南 喜一


RECOMMENDED おすすめの記事