日向坂46が、12月18日(日)に東京都内の有明アリーナで「ひなくり2022」2日目の公演を行なった。
【写真】寒さも吹き飛ぶ熱いパフォーマンスを見せた日向坂46【34点】前身グループのけやき坂46時代から毎年恒例のクリスマスライブ「ひなくり」。5回目の開催となる今回は有明アリーナで開催され、超満員の会場は開演前から会場がグループカラーの空色のペンライトで埋め尽くされていた。
『Overture』が流れると、いつものようにスクリーンにメンバーの紹介VTRが映し出されていく。9月に加入したばかりの四期生たちも初めてこのVTRに加わり、ファンの期待感を盛り上げた。センターを務める齊藤京子がサンタクロースへの願い事を書いた手紙をクリスマスツリーに結んだところで、メンバーたちがステージに登場。
白とベージュの上品なグラデーションが印象的な新衣装をまとい、最新シングルの表題曲『月と星が踊るMidnight』を披露。続いて『青春の馬』へ。もともとこの楽曲のセンターを務めていた小坂菜緒は、休養や怪我のため久しくパフォーマンスに参加していなかったが、今回はセンターポジションに立って踊った。小坂の帰還はファンにうれしい驚きを与え、エースの復活を印象づけた。
さらに日向坂46のデビュー曲の候補でもあった名曲『ときめき草』へ。久しぶりの披露となる曲だが、キャプテンの佐々木久美を先頭に、アリーナ中央を縦断する花道を行進してエモーショナルに歌いあげた。
小道具のステッキを使ったかわいらしいダンストラックを挟んで、雰囲気は一転。ハードなギターサウンドのイントロが鳴り響き、センターの金村美玖を中心に『アディショナルタイム』を花道も使ってパフォーマンス。アリーナのど真ん中というファンに近い場所でこの楽曲を見せるのは初めてで、一気に会場の熱を上げた。
MCに突入すると、キャプテンの佐々木が「おひさまのみなさん、メリーひなクリスマスー!」とファンに呼びかけ。さらに丹生明里の発案で、席の端から端まで順に空色のサイリウムを点灯していき、光のウェーブを作り「かめはめ波」を再現するという難易度の高い挑戦も行われた。だが会場は一致団結、見事なウェーブにメンバーも「イルミネーションみたい」と驚きながら喜んだ。