第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞受賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門を受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で舞台化されることが決定した。
【写真】舞台「パラサイト」の脚本・演出を手掛ける鄭義信映画『パラサイト 半地下の家族』は、第72回カンヌ映画祭で韓国映画“初”となるパルム・ドールの受賞を果たし、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞受賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門受賞という快挙を成し遂げた。
90年代の関西に舞台を移した舞台版「パラサイト」は、来春オープンするTHEATER MILANO-Zaでの公演を皮切りに、2023年6月より東京・大阪で上演される。日本での舞台化にあたり、映画『愛を乞う人』『焼肉ドラゴン』、舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』などで知られる脚本・演出家の鄭義信が台本と演出を手掛ける。
鄭は「全世界で爆発的ヒットとなった映画『パラサイト』の舞台化ということで、緊張と不安と興奮を覚えています。思い切って、舞台をソウルの下町から日本の関西の下町に置き換えることにしました。原作を損なうことなく、いかにリアルな物語として、日本の観客の皆様にごらんいただけるか……そして、新たな舞台版『パラサイト』をつくりあげることができるのか……劇場に足をお運びくだされば、幸いです。これ以上はないだろうという素晴らしいキャストを迎え、スタッフ一同、意気込んでおります。どうぞご期待ください」とコメントを寄せた。
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