HKT48の「HKT48 11th anniversary LIVE 2022～DAY1～」が26日（土）、福岡市民会館にて開催された。
【写真】開演直後の本村碧唯、ほか公演の写真【14点】公演のオープニングではチームKIVキャプテンの本村碧唯が「2011年10月23日の西武ドーム。約1万5千人の方々の前で、私たちHKT48はデビューしました。ステージまで駆け抜けた光景は今でも忘れられません」と振り返る。
続けて、「このステージを迎えることができたのはスタッフの皆さん、関係者の皆さん、こうやって応援してくださるファンの皆さんがいたからです。今日は支えてくださるファンの皆さんに感謝の気持ちを込めて、最高のステージを作っていきます」と挨拶。
「今日は一緒に素敵な思い出を作っていきましょう」と呼びかけ、デビュー曲「スキ！スキ！スキップ！」や「メロンジュース」など、シングル曲を続けて披露。会場は早くも熱気に包まれた。
また公演では、チームH・チームKIV・チームTIIの3チームによるパフォーマンス対抗戦が開催。観客の投票により、昼公演はチームTII、夜公演はチームKIVが勝利をおさめた。
渡部愛加里（H）・運上弘菜（KIV）・小田彩加（TII）によるアイドル対決や、豊永阿紀（H）・市村愛里（KIV）・坂本愛玲菜（TII）による歌唱力対決など、様々な勝負で会場を盛り上げた。そしてダンスナンバーの「エンドロール」「野蛮な求愛」「Escape」では、各チームから矢吹奈子や竹本くるみなど、ダンスメンバーが圧巻のパフォーマンスを披露し、大きな拍手が起こった。対抗戦の最後には各チームのオリジナル楽曲を披露し、投票結果が発表される。
チームTIIキャプテンの山下エミリーは「TIIはチームで応援してくださる方が多いので、すごく嬉しいです。ありがとうございます」と笑顔でコメント。同じくチームTIIの松岡はなも、「みんな本当に頑張ったから本当に嬉しい」と飛び跳ねて喜んだ。勝利した2チームは、28日（月）のDAY2ライブでオープニングを飾る。
最後に、活動4周年を迎えた5期生の石橋颯は、自分を成長させてくれた先輩メンバーへ感謝を伝えた。「11周年まで支えてくれた先輩のように、HKT48をこれからもずっと守っていけるように、そして支えていけるように。5期生も、もっともっとしっかりして頑張っていきたいと思います」と宣言。心強い後輩の言葉に、先輩メンバーも笑顔で見守っていた。
そして夜公演では、HKT48最後の1期生となる本村碧唯が卒業を発表（※12月10日卒業の下野由貴、およびHKT48からAKB48へ移籍した中西智代梨を除く）。本村は、頼りになる後輩たちの姿を見て卒業を決意したことを明かす。
「これから進化し続けるHKT48は、この子たちで十分大丈夫だなと思えることが増えてきました。大好きなHKTだからこそ、大好きなみんなだからこそ、みんなのことを信じて、これからのHKTを任せていきたいなと思います」と話す。
「ファンの皆さんとたくさん楽しい思い出を作って、後輩のみんなにも伝えていきたいことがまだまだいっぱいあります。最後の最後まで頑張っていこうと思っていますので、どうぞよろしくお願いします」と続ける。会場からは大きく、長い長い拍手が送られた。本村は、来年夏頃に活動を終了予定だ。
27日（日）は西日本シティ銀行 HKT48劇場にて番組「HKT48メンバー全員生出演 11周年記念特番」の生配信、28日は福岡サンパレス ホテル＆ホールにて「HKT48 11th anniversary LIVE 2022～DAY2～」が開催される。
※渕上舞は、体調不良により26日の公演を欠席。
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