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UPDATE|2022/09/02

EXIT・兼近、デジタル社会に適応できず「ネット注文や予約はりんたろー。にしてもらってます」

(C)AbemaTV,Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』が平日夜9時より「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。9月1日(木)夜9時からの放送では、高齢男性が飲食店でタブレット注文ができず、激高したことに疑問を投げかけた新聞の投書を紹介。新型コロナウイルスの流行やデジタル庁の発足を契機に、日本社会でDX化が進む中で、課題が多い「高齢者とデジタル化」について考えた。

【写真】「兼近は”キレない高齢者”」とデジタル社会について独自の見解を述べるりんたろー。【3点】

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「デジタルを使いこなせることが前提の仕組みになっている以上は、苦手な人には“優しさ”や“気遣い”、“歩み寄り”のようなアナログなもので、人とデジタルなものを繋がないといけない」とコメント。

続けて、「兼近くんは“キレない高齢者”だと思っている。彼はデジタルが使えなくて、レストランやマッサージのネット予約は僕がしている。兼近くんから『こんな感じのこんなものが食べたい!』と連絡が来て、僕が『わかりました』と応じるやりとりをしていると、何をやっているんだ?とは思う(笑)。ただ、最近は『苦手なことで損をしている』と思ったのか、徐々にできることが増えてきた」と、日常的に相方とデジタルを繋いでいることを明かした。

これを受けて、兼近大樹は「まだネット注文や予約はできないので、何もかもしてくれて、スケジュールも把握してもらってます(笑)。飲食店でも、QRコードを使った注文方法が分からなかった。その時は店員さんに謝りながらやり方を聞いて、1時間後に焼き鳥を頼めるようになった」とコメントし、「最近はローマ字を覚えたので、タブレットやパソコンもそろそろ頑張ろうと思う」と意欲を示した。

デジタルへの苦手意識を明かした兼近は「僕は高齢者側の気持ちがすごくわかる。“当たり前にできるもの”としてみんなが押し付けてくるし、僕なりに努力をしているのに、こんな見た目だから『本当はわかるのに怠けているだけ』と思われてしまう。『ちゃんとしろよ』という目で見られるのはつらい」と本音を吐露。また、「高齢者は、これまでいろんなことを学んで、国を回して頑張ってきた。それなのに、デジタル化の局面では『邪魔』なんて可哀想すぎる。もっと手を差し伸べてもいいんじゃない?」と呼びかけた。

【あわせて読む】EXIT・りんたろー。がテレビでの”お笑い”と”差別”に持論「笑いの選択肢を奪っている」

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