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UPDATE|2022/05/07

EXITが考える選挙報道の公平さ「報道時間が少ないから、コッソリ選挙をやっている印象を受ける」

(C)AbemaTV,Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』(ABEMA)が平日夜9時より生放送されている。5月5日(木)夜9時からの放送では、7月にも行われる参議院選挙を前に、公正中立が求められる選挙報道はどうあるべきか?について議論された。

【写真】選挙報道の公平さについて語るEXIT【4点】

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「公平性を重視したままだと『この番組はここの層が見ているから、票を集めるためにこんなことを喋ろう』という各党のブランディングができなくなってしまうのでは?」と問題提起。さらに、「『みんなで選挙に行こう』と呼びかけているのに、報道時間が少ないから見つからないようにコッソリと選挙をやっているような印象を受けてしまう」と独自の見解を話した。

相方の兼近大樹も「選挙報道では、政治的中立を守らないといけないと知らなかった。今のままだと『横並びで同じことをするんだからどうでもいいや』と政治家のテレビに対する熱量が下がり、それが視聴者に伝わり、より政治離れを起こすのではないか」と警鐘を鳴らす。「例えば、テレビ収録の時に『オモロいこと言えなかったな…』と思っても、番組スタッフの編集力によってオモロいように映っていたりする。候補者の人もオモロい部分を使ってもらう努力をしてみてもいいかも」と売れっ子芸人ならではのアドバイスをした。

りんたろー。も「『出演者のボケを横並びで3つずつ使います』というバラエティは面白くないだろうし、出演者もたぶんやりづらい。これは選挙報道でもそうで、公平に同じことを報じるとすると、出演者の発言や番組を作るバランスが難しいなと思いました」と話した。

また、番組では、次世代のインターネット「Web3.0」について岸田文雄総理に戦略説明を行った、自民党デジタル社会推進本部・座長代理の平将明議員に話を聞く場面も。

平議員からそもそもの仕組みや政治が注目している理由など、基本的な説明を受けたりんたろー。は「Web3.0時代に向けて、僕たちは何をやっておくべきですか?」と質問。すると、平議員は「芸能人仲間に『この暗号資産は絶対に儲かるよ』って言われても、絶対に買っちゃダメです。1番注意してください」と力説した。

りんたろー。が「なんで買っちゃいけないんですか?」と尋ねると、平議員は「なぜその人が“絶対に儲かる暗号資産”を知っていると思う?芸能人だから特別な情報が入ると思ったら大間違いです!」と断言。スタジオには笑いが巻き起こり、兼近は「周りの人たちはみんな『絶対に儲かる』と言ってます!芸能人の周りには変な人がいっぱいいる(笑)」と苦笑いを浮かべた。

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