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UPDATE|2022/04/01

アプガ(仮)が1日6本のMV撮影を語る「何回も見て、幽霊を探してもらうって楽しみ方も」

『野性神風燃ゆ戦場』MVメイキングカット

アップアップガールズ(仮)が6本のMVを1日で撮影するという企画に挑戦した。監督はそれぞれ別の若手クリエイターが務め、メンバーも担当スタッフとしてそれぞれのMVに付いた。MVの公開にあわせて、ENTAME nextでは、アプガ(仮)メンバーと、それぞれの監督に直撃インタビュー。MVに込めた思いを聞いた。4回目の今回は『野性神風燃ゆ戦場』のMVの担当メンバーの古谷柚里花、そして荻颯太郎監督のインタビュー。

【写真】ホラーをテーマに制作、『野性神風燃ゆ戦場』MVメイキングカット【9点】

――『野性神風燃ゆ戦場』のMVの監督を務めた荻さんの自己紹介をお願いします。

荻 フリーランスで映像ディレクターをしている荻颯太郎です。MV、CM、ドラマなど多岐にわたって映像監督しております。

――『野性神風燃ゆ戦場』はホラーをテーマにしたMVで、担当スタッフは古谷柚里花さんが務めました。監督と古谷さんでどんな話し合いをされたんですか。

古谷 まず、この曲の担当がくじ引きで私に決まったんですよ(笑)。一番私のイメージじゃない曲だけど意外性としてありなのかなって思いました。メンバー内で、この曲はホラーがテーマが合うんじゃない?ってすぐ決まりました。

荻 ホラーというテーマで、僕の中でお化けを出すってアイデアがあったんです。古谷さんと、そこからどう広げていくかってことを話していきました。もともと僕としては、MV撮影に来たメンバーをお化けが驚かせながら撮影が進んでいくみたいなコメディ寄りな内容で考えていたんです。ただ、古谷さんと話す中で、ダンスの振りのかっこよさを見せたいって案が出てきたので、キレキレなダンスの中に少しお化け的なドッキリ要素がエッセンスとして加わったものにしていこうってことになりました。

古谷 私はホラーがすごく苦手なので、最初お化けが出てくるって聞いてめっちゃビビってたんです(笑)。でも、私がメンバーを驚かせる側ってことになったのでちょっと安心して、じゃあどこで幽霊が出てきたらみんなビビるんだろう?ってワクワクして考えられました(笑)。最終的に、ダンスも見せられてプラスお化け要素もちゃんと盛り込めたMVになりました。

――撮影は倉庫感のあるダークな雰囲気のスタジオで行われましたが、現場でのエピソードを聞かせてください。

古谷 倉庫のロケーションだからこそ、暗さと照明でかっこよさも不気味さも出てましたね。ひっそり幽霊さんも映ってらっしゃって(笑)。

荻 現場では、もともとのコメディ要素からかっこよさに寄せたという部分を結構再現できたかなと思います。あと、僕的に何回も見返しても面白い作品にしたいと思ったんです。実は最初からメンバーの後ろに幽霊がいて、ワンカットワンカットにチラッと映ってるんですよ。何回も見て、幽霊を探してもらうって楽しみ方もできるようにしてるんです。

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