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UPDATE|2022/03/24

ryuchell「空気になりたかった時代があった」自分を偽った暗黒時代語る

撮影/桜井恒二

タレントでモデルのryuchellが3月24日、東京・渋谷区のThe CORNERで実施されたASTIGU×花盛友里「はきかえよう、自由を。」写真展(3月25〜27日)に、お笑いコンビ「駆け抜けて軽トラ」の餅田コシヒカリと共に出席。学生時代の写真を披露し、没個性を求められた苦しい学生時代を語った。

【写真】「空気になりたかった時代があった」中学3年生のときのryuchell、ほか会見でのカット

2人はこの日、「固定観念に縛られていた頃」をテーマに写真を公開。ryuchellは中学3年生のときの「これしかなかった」という写真を披露して「空気になりたかった時代があった」と告白。「沖縄出身ということもあって、自分らしくいたら、中学生だし、先輩たちとか沖縄のヤンキーも超怖かった。自分らしくいたら孤独になっちゃうということで、皆にあわせて、流行りの歌を聞いたり流行りの香水をつけたり低い声を出して喋ったりとかした。とにかく孤独にならないために自分を偽ったんですけど、結局、心はすごく孤独な時期があった。つるむ友達はいっぱいいるけど、本当の友達がいない状態」と回顧。

高校は地元の友達が一人もいない区域外の学校に転入し、流行し始めたツイッターを使って「自分を出すようになった。今につながった」。地元の友達は『高校デビュー』だとか『うわっ、龍二(本名)が笑ってる』とかそういう感じで(言われた)。地元の友達に色々言われるのは怖かったけど、環境を変えるのは大きいきっかけとして、自分に合っていた」と振り返った。

かつては「自分らしく生きている人が嫌いだった」ものの、「自分が自分を隠しているから。だからこそ今、自分らしく生きれるようになって『自分らしく生きれない』という人に心から寄り添える」と述べた。

同写真展は、主力のストッキングブランド「ASTIGU/アスティーグ」のリブランディングを記念し、新ブランドコンセプト「はきかえよう、自由を。」をテーマに開催。フォトグラファーの花盛が「何かに縛られることのない、自分らしい美しさに解放される姿」を写真に収め、多くの人が自分らしい美しさに気づき、固定観念から解放されて自由になることを応援する内容となっている。

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