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UPDATE|2021/07/07

元SKE48の大矢真那がアイドルをプロデュースする理由「アイドルとは、アイドルという職業」

大矢真那 撮影/松山勇樹

元SKE48の第1期生として、フロントメンバーで活躍した大矢真那が、アイドルグループを全面プロデュースする。自身もアイドルが大好きだという彼女が掲げるグループのコンセプトは“歌って踊れて演技も出来る王道マルチアイドル”。オーディションの最終審査は8月7日(土)、8月8日(日)。公開オーディションとして開催され、9月以降にお披露目となる。今回、なぜアイドルをプロデュースするに至ったのか、大矢真那に話を聞いた。(前後編の前編)

【写真】アイドルを全面プロデュースする元SKE48・大矢真那【5点】

――大矢さんが、アイドルグループをプロデュースすることになった経緯は?

大矢 私が現役のアイドルだった頃から、この子はもっとこうなったら輝けるんじゃないかと、自分のことも含めて考えていました。卒業後もプロデュースしてみたいという思いはあったけど、その自信があったわけではないので口にすることはありませんでした。でも、マネージャーさんに軽く話してみたら、ぽんぽんっと話が進んでいきました(笑)。

――応募書類を見ての感想は?

大矢 私の考えでは、「事務所の中で、小さい規模でやっていこう」というものでしたが、結構な数の応募があったことに驚きました。年齢制限は12~22歳でしたが、12歳の子もいれば、普通に働いている方も応募してくれました。候補者には配信をしてもらって、人気があった子を選びます。でも、私が配信をチェックして、この子はいいなと選ぶこともあると思います。

――グループの人数はどれくらいを想定していますか?

大矢 7人ぐらいです。多くても7人。1人ということもあり得ます。そこは会ってみないとわからないですね。

――選ぶ際、何を重視しますか?

大矢 アイドルになりたいという思いがどれだけ強いか、です。長く続けたいと思っている子がいいですよね。アイドルって、アイドルを好きじゃないと続けられないので。好きなものは続くものですし、楽しめますから。

――どんなグループにしたいですか?

大矢 王道なアイドルです。昭和のアイドルって、誰もが憧れを持って見ていましたよね。それは、オーラがすごかったことや見せ方が上手だったことももちろんありますけど、身近な存在ではなかったことも理由として挙げられます。だから、大事なのは距離感かなと思っていて。すべてにおいて「近い」と感じる必要はないですが、今の時代にそれは難しいと思うので。そこはメリハリをつけたいです。

AUTHOR

犬飼 華


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