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UPDATE|2021/03/04

池脇千鶴主演『その女、ジルバ』品川徹に聞く「人生一度でいいから、夢中になれることに出会えるといいのかな」

蛇ノ目幸吉(品川徹)、アララ(池脇千鶴)

放送初回に「オトナの土ドラ」シリーズ最高視聴率を獲得、連ドラ9年ぶり主演の池脇千鶴の等身大の演技が共感を呼んでいる『その女、ジルバ』。40歳の主人公・笛吹新(池脇)をはじめ、年を重ねても女性たちがそれぞれの幸せを模索しながら生きるリアルな姿が「泣ける」「元気をもらえる」と、回を重ねるごとに視聴者の共感の輪が広がっている。

【関連写真】池脇千鶴の徹底した役作りが話題に、『その女、ジルバ』場面カット

いよいよ残すところ、あと2話。第8話では、BAR「OLD JACK&ROSE」で石動(水澤紳吾)とスミレ(江口のりこ)の結婚パーティーが行われ、新(池脇)を始め、登場人物は皆、2人を祝福して幸せな雰囲気に包まれた。しかし、くじらママ(草笛光子)が倒れてしまい、祝福ムードは一転、波乱のエンディングを迎え…。

そんな『その女、ジルバ』において、じわじわと人気が出ているのが、BAR「OLD JACK&ROSE」のマスター・蛇ノ目幸吉役の品川徹。SNSでも「存在感がある」「味があってかっこいい」と話題になっている。その佇まいは、年配者としての風格を保ちながらも、御年85歳とは思えない若々しさを兼ね備えており、自身よりも若い俳優が多い現場に溶け込んでいる。今回は、品川にドラマの感想と共に、マスター役に対する思いや印象的なシーン、趣味やライフスタイルを聞いた。


     *     *     *

――大変好評の「その女、ジルバ」ですが、このドラマの面白さはどんなところにあると思いますか?

品川 まず、飾り気のない作業着を着て、倉庫で働く冴えない女性役の池脇千鶴さんをテレビで観られると思っていた人は少なかったのではないでしょうか?でも、そういう役を厭わなかった(池脇)千鶴さんは、潔くて素敵だと思いました。また、新がBAR「OLD JACK&ROSE」で仕事をしながら、自分らしく生きていこうとする姿は、視聴者の共感を得ていると思います。

もちろん、新だけではなく、『その女、ジルバ』では、各々の登場人物の生き様を余すところなく描いています。そして、それをどこかで誰かが語っている。例えば、くじらママ(草笛光子)や、ジルバ(池脇千鶴・二役)の人生が他の登場人物の口から語られています。考えるとBAR「OLD JACK&ROSE」にいる人たちはみんなユニークな人たちばかり、とても珍しい空間ですよね(笑)。

――池脇さんが演じる新はもちろんのこと、キャストの皆さんそれぞれに存在感があります。

品川 どこかバラエティの感覚がありますよね、このドラマは。漫画みたいだと思うこともある。それが観ている方にとっても肩が凝らなくて良かったのではと思います。例えばホステスの一人エリー(中田喜子)が新の家に行って、昔一波乱あった結婚詐欺師の男のことを泣きながら話したシーンがありましたが(第3話)、ああいうところはとてもリアルですね。でもその後、ぎっくり腰になってしまうのが漫画みたいで良かった。その一連の芝居をさらりとやられた中田さんは素晴らしいなと思いましたよ。

――「シブい」、「ダンディ」とSNSでも評判のマスター・幸吉さんを、どう演じようと考えられていましたか?

品川 できるだけ若さを感じさせる老人を意識して演じています。同時に、男の悲しみのようなものも滲み出せたら良いと思っていますが、これがとても難しいです。多くを語らずして、すっと立っていることが、幸吉の格好良さかもしれないですね。

――とてもスリムでスタイルが良いですが、普段から意識はされていますか?

品川 普段から、「背筋がピンとしていて、姿勢がいいね」と友人に言われます。体のことを意識するようになったのは、ジムに行くようになってから。ジムに行くといろんなマシンがあるので、鍛えるのが楽しくなりました。でも今は少しお休みしていて、家でダンベルやスクワットをする程度です。コロナが収まったらまた始めたいですね。


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