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UPDATE|2021/03/10

『アメトーーク!』40歳バイト芸人で話題、レアレア・桑折が語る、19年「やよい軒」をやめない理由

レアレア・桑折正之 撮影/松山勇樹

いつかはレギュラー、冠番組を、と思いながらも、収入の大半をバイトに依存せざるを得ない芸人たちの悲喜こもごもが大きな話題になった、1月21日に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日)の「40歳過ぎてバイト辞められない芸人」。番組に出演した、同期が千鳥、ロバート、森三中ら超売れっ子というコンビ芸人・レアレアの桑折正之に、40代でのバイトエピソードと、勤務する定食レストラン「やよい軒」の魅力を聞いた。

【写真】バイト歴19年・レアレアの桑折正之が教える、やよい軒 最強コスパメニュー

――現在おいくつで、やよい軒ではどれくらい働いているのでしょうか?

桑折 45歳で、バイト歴は19年になります。こないだ新しくバイトに入ってきた高校生の子が生まれたときからやっている、そんなレベルです(笑)。元々働いている店はオーナーさんが経営するフランチャイズ店で、店長を任せていただいていたんですけど、去年の春にオーナーさんが店を手放して直営店になった関係で、それからはアルバイトとして働いてます(苦笑)。

――『アメトーーク!』では「収入の99.99%がバイト」とおっしゃっていましたが、そうすると収入は…。

桑折 減りましたね。半減とまではいかないですけど、それくらいの勢いで。『アメトーーク!』で一緒に出ていた先輩芸人のTAIGAさんが「もともとの仕事がコロナでできなくなってウーバーイーツをやってる」って言ってましたけど、僕も掛け持ちでやっていて、多分TAIGAさんよりウーバーイーツで稼いでますよ。やよい軒のバイトが終わったら、家に帰ってすぐにあのでかいバッグ背負って配達に行ってます。たまに、自分の働いてる店のお弁当を運ぶこともあります。店の人に「すいません、僕なんですけど…」って感じで(笑)。

――店長からバイトに。ただ、それでもやよい軒をやめていないのはなぜですか。

桑折 もともと上京したときは、レンタルビデオ屋さんとコンビニを掛け持ちしていたんです。ちょっとずつ忙しくなってそれができなくなったとき、やよい軒は賄いが食べられるのでずっと続けていたんです。賄いはお客さんが注文するのと同じ定食なんですけど、ほぼほぼ毎日食べてるので、ひょっとしたら日本で一番やよい軒を食べてる男かもしれないです(笑)。


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