──天羽さんのプライベートの友達はどんなタイプの方が多いですか?
天羽 友達はビジネスじゃなくて本当に少ないです(笑)。言い訳で「高校時代からアイドルをやっていて通信制だったから~」ってよく言うんですけど、実際は“広く浅く”という交友関係ができなくて。たとえば5分休憩とかの短い休み時間、みんな席を立って仲いい子と話したりしているじゃないですか。でも私、本当に行くところがなくて。それでもそれを悟られたくもなくて、一生懸命シャーペンの芯を取り替えたり、教科書を探している振りをしたりしていました……。
──ひとりぼっちじゃないアピールしていたんですね(笑)。
天羽 ほかにも、小学1年生のときの授業参観の日にどうしてもトイレに行きたかったのに、先生に言いだせなくて席でお漏らししちゃったとか、地味エピソードには事欠かないです(笑)。
──えっ!?
天羽 未だに両親に家でいじられます(笑)。今となったら漏らす方が嫌ですけど、そこまで我慢するほど「トイレ行きたいです」って言いだせない子でした。でも内心はアイドルになりたいと思っていたっていう(笑)。
──小学生の頃の夢はアイドルですか?
天羽 それが卒業アルバムとかには「ピアニスト」って書きました(笑)。実際は全然なりたくなかったんですけど、自分がピアノを弾ける人間だと周りにマウントがくて(笑)。でも本当はずっと芸能界というかアイドルに憧れていました。モー娘。が好きだったし、歌って踊ったりしている映像が家にあるくらい。目立つのが実は好きな陰キャでしたね。
──好きだった給食はありますか?
天羽 うーん……めちゃくちゃ偏食なので、食べられないものが多かったです。特に野菜は全般ダメなんですけど、通っていた学校は完食するまで掃除の時間でも食べなくちゃいけないシステムで。給食当番に仲のいい子がいるときは野菜をよそわないように融通を利かしてもらっていました。逆に好きだったのは袋ラーメン! スープの具を全部よそわないでもらって、麺と汁だけ(笑)。