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UPDATE|2021/02/25

池脇千鶴主演『その女、ジルバ』中尾ミエに聞く「気の持ちようで年を重ねるのが楽しくなる」

大田原真知(中尾ミエ)、アララ(池脇千鶴)

>放送初回に「オトナの土ドラ」シリーズ最高視聴率を獲得、連ドラ9年ぶり主演の池脇千鶴の等身大の演技が共感を呼んでいる『その女、ジルバ』。40歳の主人公・笛吹新(池脇)をはじめ、年を重ねても女性たちがそれぞれの幸せを模索しながら生きるリアルな姿が「泣ける」「元気をもらえる」と、回を重ねるごとに視聴者の共感の輪が広がっている。

【関連写真】池脇千鶴の徹底した役作りが話題に、『その女、ジルバ』場面カット

第7話では、謎の男・白浜(竹財輝之助)がBAR「OLD JACK&ROSE」を訪れたことをきっかけに物語は急展開。BAR「OLD JACK&ROSE」でかつて“チーママ”の源氏名で働き、今は直木賞作家の大田原真知(中尾ミエ)が、ジルバママ(池脇千鶴・2役)のブラジルでの悲しい過去を明かした。

中尾ミエ演じる真知は、派手な立ち回りと快活なトーク、着物とヒールのコーディネートなど強烈なキャラクターが注目され登場するたびに話題に。中尾に真知役に対する印象や、強くしなやかに生きる秘訣を聞いた。

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――「その女、ジルバ」の印象は?

中尾 原作も全部読ませていただき大変面白かったですし、とても奥が深い作品だと思いました。まさに私が経験してきた時代背景とシンクロしているので共感できます。私の若い頃にはダンスホールというものがあちこちにあって、ジルバが大流行していました。ダンパ(ダンスパーティー)でジルバを踊るのが一番楽しかったですね。だから撮影現場に入ってBARのセットを見たとき、自分の青春時代に引き戻されたように感じました。

――共演者の皆さんとすぐに打ち解けていた様子でしたね。

中尾 長い間この世界にいらっしゃる方ばかりなので、皆さんとはこれまでにも別の現場でお会いしたことがありました。同世代という意識もありますし、この世代が一同に集まる現場は最近では珍しくて。草笛さんなど、今回のキャストの皆さんとご一緒することができてとても楽しかったです。


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