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UPDATE|2021/03/06

「ファミレスのコックから議員秘書へ」日本維新の会・馬場幹事長の意外な経歴

左から馬場伸幸、井上咲楽 撮影/荻原大志

『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、日本維新の会の幹事長を務めている馬場伸幸議員が登場。青年実業家になりたいという夢を持つ10代から議員秘書へ、その意外な経歴を聞いた。(5回連載の1回目)
※取材は1月5日に行いました

【写真】趣味や地元・大阪府堺市ゆかりの品にあふれた馬場議員の事務所

馬場 今日ね、井上咲楽さんが事務所に来ると言うたら、うちの嫁はんが「あの子は眉を整えて、すごいべっぴんさんになった。絶対にあの方がええ」とべた褒めでした。

井上 うれしい! ご存じなんですね。ありがとうございます。

馬場 でも、どうして僕に白羽の矢を立てていただいたんです?

井上 この連載で日本維新の会の国会議員の方に登場いただくのが初めてということもありますし、馬場さんの経歴が面白いと思いました。高校を卒業された後、会社員を経験して、市議会議員を20年。二世議員や官僚出身の方が多い国会議員の中で、すごく身近な感じがすると思ったんです。

馬場 そうですか。僕も一番普通の人間に近い国会議員だと自負しています(笑)。

井上 ファミリーレストランのロイヤルホストに就職した後、そこからどうして政界に進もうと思ったんですか? 社会に疑問を持つ10代、20代だったんでしょうか?

馬場 そんな高尚なもんじゃないんですよ(笑)。うちの実家は大阪の堺で料理屋をやっていて、親戚にも食べ物商売の関係が多い。そんな商売人の血を受け継いで、若い頃から将来は飲食関係の事業家、青年実業家になりたいという夢を持っていたんです。実現するためには、ある程度自分で料理もできないとあかんな、とコックさんをやっていました。

井上 ロイヤルホストを選んだのはどうしてなんですか?

馬場 確かね、求人情報誌の最初の見開きに載っていたんですよ。その誘いの文句が、「あったんだなぁ」やってね。「何があったんかな?」と思って惹き付けられて、よく見たら「あなたが思い切り活躍できる場がここにはあります」とコピーが続いていた。なかなか面白いなぁと思って試験を受け、合格したんでお世話になった、と。

井上 キャッチコピーからなんですね(笑)。

CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/荻原大志


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