――聴覚で楽しむASMRみたいな感じですね。最近はバラエティでも好調ですが、心がけていることはありますか?
須田 いい意味で準備をしすぎずに行くっていうのを大事にしてますね。前日ちゃんと寝て、朝ごはんを食べてちゃんと頭が回るようにして、コンディションを整える。打ち合わせ通りに進まないことも多いので、振られた温度感で、より楽しく返したり、その場の感覚を大事にしながら臨機応変に挑んでいます。
――それこそ握手会みたいに、その場のやりとりを楽しむというか。
須田 バラエティもコミュニケーションで成り立つものだから。共演者との会話やカメラのアングルだったり、編集してくれる人だったり、みんなで楽しいものを作ってるんだって、自覚を持つようになってから、すごく楽しいです。
――爆笑問題の田中裕二さんと『熱闘!Mリーグ』で共演していますね。
須田 めちゃめちゃ優しいです。収録はタイトで、その中でどう自分らしさを出すか悩んでいたんですけど、「自然体のあかりんでやればいいんだよ」って言われました。何を言っても優しさでまとめてくれて、みんなが笑顔になれる空間を作ってくれるんです。すごく頼もしいですね。でもそれに甘えるだけじゃなくて、私も自然に素敵なことができる人になりたいなって思います。