――徐々に企業案件が増えていったわけですが、どこを評価してもらっていたと思いますか?宮本 とある企業さんが、私が『アイドルマスターシンデレラガールズ』の高垣楓さんのコスプレした姿を見て「“キャラ愛”が伝わってくる」とオファーしてくださったんですよ。私、版権コスプレする時は、作品やキャラにリスペクトを持つことを大事にしていて。その子がどんな子であるのか?「この子はこういうポーズするよね、こういうことはしないかな?」と自分なりに研究して、それをシッカリ落とし込もうと気を付けています。
――左目下にある泣きぼくろが、見事に楓さんほぼ同じところにありますからね。宮本 いやぁ~、実はこのホクロ、高校生の時になって急に出てきたんですよ。その時はなんで!?ってショックだったのですが、今考えるとラッキー!でしたね。
――オタクの神からの「数年後に高垣楓のコスプレしろ!」という思し召しですよ。宮本 ウフフ、神様に感謝ですね。本当に楓さんは好きで、家にあるグッズが溢れかえっていて。その光景をSNSに載せていたのも評価していただいたようです。私が大切にしている“キャラ愛”が企業さんにも通じていたのはすごく嬉しかったですね。
インタビュー後編<「PPエンタープライズに入って変わったこと」>は
こちらから。
▽宮本彩希
みやもとさき。2014年にバラエティ番組『アイドルの穴〜日テレジェニックを探せ!〜』に出演し、準日テレジェニックを受賞。その後、「池袋ハロウィンコスプレフェス2017」や「ニコニコ超会議2018」でコスプレを披露し話題を呼んだ。コスプレイヤーに特化したマネジメントブランド「L’erable」(レラブル)のプロデューサーも務める。2020年7月には、漫画、アニメ『ド級編隊エグゼロス』エグゼロスガールに就任した。
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さきみーのおつまみー