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UPDATE|2020/12/04

【アイドルたちのコロナ禍】ももクロの妹分・アメフラっシが激動の2020年を語る(前編)

アメフラっシ



スタートは順調だった。

愛来が『めざましテレビ』のイマドキガールに抜擢されるなど個別の活動も増え、4月からは実験的な定例ライブを開催して、いままでにはないパフォーマンスを披露することで、大きな一歩を踏み出そう、という方向性も定まっていた。

しかし、まさに初回の定例ライブ開催直前に緊急事態宣言が発令され、定例ライブは一度も行われることがなくなってしまったのだ。

せっかくの上昇気流が完全にストップ。どう考えてもこれは不運だと思っていたのだが、じつはここからアメフラっシの運気はひっそりとアップしていった。

4月からまったく人前に出る活動ができなくなってしまったが、そういう状況に陥ってしまう前に、すでに定例ライブの準備は進められており、そのステージで初披露されるはずだった新曲『メタモルフォーズ』の振り入れも終わっていた。

「ダンスがすごく難しい曲だったので、あのまま4月のライブで初披露していたら、どこまでの完成度になっていたのか……コロナの影響で初披露が7月にズレたんですけど、その3か月間、家でしっかりと練習を積むことができたのは大きかったですね」(鈴木萌花)

STAYHOME期間中はレッスンすらもできなかったのだが、ボイトレの先生やダンスの先生がずっとリモートで指導を続けてくれた、という。メンバーだけでなく、スタッフも一丸。その絆はコロナ禍でもまったく崩れることなく、個々のスキルアップにもつながっていった。

AUTHOR

小島 和宏


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