ともに人気コスプレイヤー、そしてグラビアアイドルとして活躍する火将ロシエルとRaMuが新たに音楽ユニット「pretty noob」を結成した。ゲーム、コスプレ、グラビア、音楽と元々、共通点が多かった2人だが、なぜ、いま改めてユニットを組むことになったのか。そこには、ともに引きこもりがちで人見知りの2人が知り合ってから、仲を深めるまでの不器用で真っ直ぐな心のやり取りがあった。音楽活動をベースにしつつ、様々なコラボを展開していきたいという2人に話を聞いた。(前後編の前編)
【写真】対談中も仲の良さが伝わる、2人の撮り下ろしカット――今回、新ユニットを組むそうですね。RaMu 私たちには共通点が多くて、まずドラムを叩ける。グラビアをやっている。コスプレができる。ゲームができる。
火将 そして音楽もできる。
RaMu あと人見知り(笑)。
火将 確かに(笑)。
RaMu ゲームとコスプレとグラビアは一緒に何回もお仕事しているんですけど、音楽はなくて。だから一緒にやろうかと去年あたりから話していたんです。でも、お互いに人見知りで友達がいないから、私たちの話を聞いたお互いの事務所が、「人見知りだったのに友達を見つけてきた!」ということで、「よっしゃ、やったる!」と気合を入れてくれて、今年12月の「東京コミコン2020」でステージを押さえてくれたんです。それで本格的に始動するって形でやらせていただいているんですけど、いかんせん企画先行で進行してしまって、現時点で決まっていることはDJ・火将ロシエル、ギター・RaMuってことだけなんですよ。
――ドラムはどこかに行っちゃったんですね(笑)。火将 私はDJとして、いろんなイベントに出させていただいていて、RaMuちゃんも1年前からギターを始めたんだよね?
RaMu 去年12月に買って趣味程度でやっています。
――オリジナル曲はあるんですか?火将 まだないんですよ。
RaMu 「作ろうか」って話はしているんですけど、もう11月に入っていますからね。コミコンまで1カ月しかないので、ちょっと焦っているんですけど、お互いに練習はしています。
――どんなジャンルの音楽かも決まってないんですか?RaMu ですね。好きなジャンルは私がロックで……。
火将 私はテクノです。
RaMu ジャンルは違いますけど、ロシエルちゃんはDJなので、なんでも融合できるかなと。