HKT48の新劇場「西日本シティ銀行 HKT48劇場」が、11月2日に福岡県のホークスタウンモール内にオープンした。本サイトでは、劇場オープンに向けて、長年グループの活動を追い続けてきた元『週刊プロレス』記者で、『活字アイドル論』『ももクロ独創録』など多くの著書を持つ小島和宏氏がメンバーへの徹底取材を行い、HKT48の「今」をドキュメンタリー形式で
連載してきた。ついにオープンの日を迎えた今、歴史の一歩である“こけら落とし公演”を独占ルポする。(前後編の前編)
【写真】HKT48新劇場オープン記念公演の様子【12点】9月と10月の2か月間、9週間に渡ってHKT48の「いま」を伝える短期集中連載をエンタメnextで展開させていただいた。
1期生から5期研究生まで全10名のメンバーに登場していただき、コロナ禍での苦悩や新たなる希望、そして待望の新劇場オープンに向けての想いを語ってもらったのだが、その流れで「こけら落とし公演を取材しませんか?」という、ありがたいお誘いを受けた。
九州エリア在住の方のみの限定公演ということで、一瞬、躊躇もしたが、ここまでカウントダウン取材を続けてきて、肝心な「0」の部分だけなにも書かずにいる、というのも無念だったので、急きょ、博多に飛ぶことを決めた。
博多に来るのは、今年の1月以来。HKT48の取材をはじめてから、こんなにも長く間隔が空くのは、ちょっと記憶にない。
そしてPaypayドーム界隈に至っては、もう何年ぶりの来訪になるのか、すぐには出てこないほど久しぶりだ。