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UPDATE|2020/10/17

そして未来へ…HKT48の次世代エース石橋颯&上島楓が盟友・工藤陽香の卒業を語る

HKT48(左)上島楓、(右)工藤陽香



「でも、先日『@JAM』のステージで初披露させていただいて。めちゃめちゃ緊張したし、もう泣きそうになっていたんですけど、あのステージに立ったことで、やっと自分は選抜メンバーとしてここにいていいんだ、というか、少しは自信を持っていいのかなって思えるようになりました。

まだ私は研究生ですけど、いつまでも研究生のままではいられないし、いつかは必ず昇格したい。そのためにも研究生のうちにしっかりと実力をつけておかなくちゃいけないですよね。私はこうやって前向きになれましたけど、逆にはるちゃんが卒業することでいぶちゃんが心配になりました。はるちゃんがいなくなるだけじゃなくて、いぶはるも消滅することになってしまうので」

実際、工藤陽香が卒業を発表したとき、石橋颯のもとには上島楓から「大丈夫だよ。楓がいるよ」というメッセージがすぐに届いた、という。

「かえちゃんがいてくれるから、5期生はまとまっているんですよ。なかなかファンのみなさんには見えないところで、こうやってメンバーにも気を遣ってくれたりするんです。そして、私もいままでかえちゃんに甘えすぎてたなって。ダンスとかわからないことがあったら、かえちゃんに聞けばいいや、みたいな考え方だったんですけど、よく考えたら、かえちゃんだってやらなくちゃいけないことがたくさんあるわけで……私ももう中3だし、グループの中では(工藤陽香が卒業して)最年少になっちゃいましたけど、しっかりしなくちゃいけないなって。そういうオーラを出していきたいです、アハハハ!」

上島楓に話を聞くと「いぶちゃんは真面目だから、こういうときに自分を下げて、私を上げるんですよ。たしかにわからないことを私に聞きにくることもあるけど、そんなに多くはないですから。きっと家で相当、努力しているんでしょうね、リハーサルの段階で振りは完全に入っていることがほとんどなんです。最初は心配しましたけど、はるちゃんが卒業したことによって、いぶちゃんは強くなったと思います」。

現状、お客さんを入れてのイベントが難しい中、工藤陽香の卒業イベントは『はるちゃんを送る会』と題された配信にて行われた。

やっぱりファンの前で、できれば劇場で送り出したかった、という声も多く聞かれたが、配信を見て、むしろ、この形でよかったのかもしれない、とすら思った。

AUTHOR

小島 和宏


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