──写真集では大人っぽいカットが満載でした。
中田 最初の打ち合わせで私から「大人っぽくしてください」とお願いしました。以前から「色っぽいね」と言ってもらえることが多かったので、それが私の長所なら、そこを前面に出して撮っていただきたかったんです。
──表紙もそうですけど、鮮やかな青を基調にした写真が多い印象です。
中田 あんまり意識していなかったんですけど、確かに青や水色の衣装が多いです。考えてみると私服も青と水色が多いんですよ。たとえば3色展開している服を自分に合わせたときに、「青が一番いいな」って決めることが多いです。今回の写真集も事前のフィッティングで、自然とそういう衣装を選んでいたのかもしれません。
──自分から衣装のリクエストもしたんですか?
中田 はい。「こういうのを着たいので、それに近いものを用意してください」という希望を叶えていただきました。スタッフさんに「どんなのを着たいか決めておいて」と言われて、いろいろネットで検索したときに、ドラァグクイーンさんの画像を見ていて、「これを着たい!」と思ったランジェリーがあったんです。同じものではないんですけど、イメージ通りのランジェリーを用意してくださいました。
──それ以外にもランジェリーの比率が高いですよね。
中田 私の方で、そうしてほしいとリクエストしたんです。水着は普段でもプールなどで着られるので特別感はないですけど、なかなか高級感のあるランジェリーを着ることはないですし、見せる機会もないので、多くしてもらいました。