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UPDATE|2020/09/03

【インタビュー】欅坂46 メンバーが明かす秘めた想いと平手友梨奈が遺したもの

(左上から時計回り)小池美波、守屋茜、原田葵、小林由依、渡邉理佐、菅井友香



──ちなみに、今日までの活動で成長したなと思う部分はありますか?

原田 最初の頃は何も分かっていなくて目の前にあるものをただただ頑張らなきゃという気持ちになっていたんですけど、4年経つと少しずつ余裕も出てきて。いや、やっぱり余裕はないですけど(笑)。でも、自分が今何をしなきゃいけないのかと考えて周りを見れるようになったので、少しずつ成長しているのかなと思います。

──欅坂46は去年に東京ドーム公演を行いましたが、いかがでしたか?

渡邉 東京ドームはいつか絶対にライブで立ってみたいって思っていた場所だったので公演が決まったときは素直にうれしかったです。それと同時に平手(友梨奈)がもしかしたら最後のライブになるんじゃないのかなと何となく察してはいて。そういう意味でもすごく印象的でした。

──今作ではそんな平手さんの脱退までが収められており、皆さんも彼女への想いを語っています。平手さんがグループに残したものはなんだと思いますか?

菅井 彼女は最初からずっと作品に対する真っ直ぐな姿勢や、純粋に良いものを届けたいっていう想いを変わらずに持っていて、そういう部分で学ぶことが多かったです。自分がどういう状況であれ、妥協せずに作品作りする姿勢は本当に尊敬しているし、これからも大切にしていきたいと思っています。

小林 やっぱり一緒に話すと一番に考えているのがグループのことなんです。グループがこれからどう進んでいくのか、どうやったらもっと良くなるのか、そういうことをすごく考えていて。自分が悩んでいることが小さく思えるくらい大きなところを目指していたし、一緒にそれを叶えていきたいと思ってくれていたのがすごくうれしかったです。それに応えてあげたいと自分を奮い立たせてくれたのも平手の存在があったからだと思います。

小池 後ろから見る背中も本当にかっこよかったし、私もこうならくちゃと思いました。それに周りのこともすごく見てくれていて。メンバー全員を集めてグループのことを話し合ったり、悩んでいそうなメンバーがいたら寄り添ってくれたり。

原田 私も活動復帰後に「戻ってきてくれてありがとう」って嬉しい言葉をかけてもらいました。本当に優しくて、たくさんのことを与えてもらったなって思います。

【あわせて読む】欅坂46 「信じた道を全力で丁寧に歩んでいきたい」改名にかけた想い


▽『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』
公開日:9月4日(金)

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