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UPDATE|2020/08/16

AKB48横山由依がYouTubeを語る「再生回数にとらわれず、等身大の自分が表現できることを重視しています」

AKB48 横山由依 撮影/荻原大志

27歳になり、カメラや英会話をはじめ、いろんなことに興味を持ち世界が広がったというAKB48・横山由依。自身のYouTubeチャンネル「Yuihan Life」も独特の世界観で、スタイリッシュに配信中。自身の番組のこだわりや、今後の展望を聞いた。

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——AKB48がYouTubeに力を入れ始めましたね。

横山 そうですね。個人チャンネルを開設できると聞いて、すぐ手を挙げました。なぜかというと、数年前は自分としての言葉よりAKB48グループの総監督としての言葉を優先していたなと思っていたからです。自分はどう考えているのか、何が好きなのかといったことが自分ですら整理されていなかったんです。総監督じゃなくなってからそう思うようになって、そんなタイミングでYouTubeの話があって。「企画も自分で考えてね」とのことだったので、だったら頭の中を整理するうえで今の自分に必要なことだと思いました。

——自分を見つめ直す作業だと。

横山 そうです。去年、舞台に出させていただいたとき、スタッフさんから「ゆいちゃんはどう考えてるの?」と聞かれて、はっとしたんです。普段はそんなこと意識してないじゃないですか。例えば、お母さんと話しているときの自分と、秋元(康)先生と話しているときの自分。それぞれ違うんだろうけど、特別に意識しないで接していますよね。でも、これからお芝居をやっていくうえで、自分がどんな人間なのか理解していないといけません。それに、誰かに合わせて行動することが苦じゃないから今まではそうしてきたけど、それは本当に自分の意志だったのかなって考えてしまって。

——YouTubeを始めて数カ月、自分が見えてきましたか?

横山 好きなものが分かってきました。いろんなことに興味がある人間なんだなって(笑)。まだ知らないことばかりなんだということも分かってきました。私はバイトを3つ経験してAKB48に入ったので、他のメンバーよりは社会経験があると思っていたんです。でも、そんな自分もまだ経験が足りていないんだなと改めて感じています。

AUTHOR

犬飼 華


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