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UPDATE|2020/08/01

今こそFODでイッキ見! 乃木坂46によるオムニバスドラマ集『乃木坂シネマズ』の名作5選

『乃木坂シネマズ~STORY of 46~』

コロナウィルスの影響で自宅にいることが多くなった今、HuluやABEMAビデオなどサブスクリプション動画配信サービスを利用することも増えたはず。この機会にぜひ、実は名シーンが多いアイドル番組をイッキ見して欲しいというのが、雑誌やweb媒体でアイドル記事を数多く執筆するライターの左藤豊。そこで、『サブスクで見るアイドル番組傑作選』と題して、左藤氏が厳選する名シーンを番組ごとにご紹介。今回は乃木坂46のメンバー10人と映像クリエイター10人による10本のオリジナル・オムニバスドラマ『乃木坂シネマズ~STORY of 46~』(フジテレビ)から。これを読んで番組を観れば、よりおうち時間が楽しめるはず!

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2019年12月から動画配信サイト「FOD」で配信され、その後地上波でも放送された『乃木坂シネマズ~STORY of 46~』。白石麻衣や齋藤飛鳥ら10人のメンバーがそれぞれ1話ずつ主演を務める全10話のオムニバス形式ドラマで、アクション、SF、コメディ、ファンタジーなどさまざまなジャンルの作品が制作されました。そこで今回は、現在「FOD」で見ることのできる『乃木坂シネマズ』の中から筆者が独断と偏見で選んだ名作5選をご紹介します。

●王道ヒロイン(?)山下美月とただただ笑える25分
『第4話「民主主義定食屋」』

主演は山下美月、監督は宮部一通。客が食べたいものを店内にいる人たちの多数決で決める、ちょっと変わったお店「民主主義定食屋」で働く看板娘の美月ちゃん(山下)。ある日強盗事件の犯人逃走のニュースがテレビから流れてきて……。

女優としても多くの作品に出演した実績を持つ山下が、定食屋の看板娘という“王道ヒロイン”役に。なぜか発する言葉だけは奇妙なのだけれど、それさえ可愛く見えてしまうのは彼女が持つ天性の魅力か。キャスト陣によるドタバタ劇は丁々発止のやりとりがテンポ良く続き、最後はほっこりしたエンディングに。シリアスな作品の多い『乃木坂シネマズ』の中では珍しく、頭をカラッポにして笑える25分です。

AUTHOR

左藤 豊


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