FOLLOW US

UPDATE|2020/06/03

今だからHuluでイッキ見! 日向坂46総出演青春ドラマ『DASADA』の「泣ける!」名シーン5選

『DASADA』Blu-rayBOX

コロナウィルスの影響で自宅にいることが多くなった今、HuluやABEMAビデオなどサブスクリプション動画配信サービスを利用することも増えたはず。この機会にぜひ、実は名シーンが多いアイドル番組をイッキ見して欲しいというのが、雑誌やweb媒体でアイドル記事を数多く執筆するライターの左藤豊。そこで、『サブスクで見るアイドル番組傑作選』と題して、左藤氏が厳選する名シーンを番組ごとにご紹介。今回は日向坂46出演で話題を集めた青春ドラマ『DASADA』(日本テレビ)から。これを読んで番組を観れば、よりおうち時間が楽しめるはず!

     *     *     *

今年1月から3月にかけて放送された日向坂46メンバー総出演ドラマ『DASADA』。現グループ名に改名後ドラマ初挑戦となった本作は、ファッションブランド「DASADA」を取り巻く少女たちの夢と友情が描かれたほか、TGCプロデュースによる『日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW』(2月4・5日)が横浜アリーナで開催されるなど多角的な広がりを見せ話題を呼びました。もっとも、アイドル×ファッション×ドラマの3要素の融合させた戦略もさることながら、純粋にドラマ単体としてのクオリティも高かったように思います。どんな困難にも明るく前向きに突き進む彼女たちの姿に心を打たれた視聴者も多かったのでは? そんなわけで今回は、現在Huluで見ることのできる『DASADA』の中でも「泣ける!」名場面を筆者が独断と偏見で選んでご紹介します。

●バレーボール部熱血部長・真琴の「罪滅ぼし」
『#4「優しさ」』
バレーボール部部長の小笠原真琴(齊藤京子)は、部の後輩から厄介者扱いされているが、直島正子(宮田愛萌)にだけは尊敬されている努力家。いつも後輩に対して厳しく発破をかけてきた真琴が、ある日突然引退宣言をする……。真琴が後輩たちを前にして熱血指導をしてきた理由を明らかにするシーンでは、齊藤のセリフの口調や演技も一変。「この部活を頼むぞ」と正子に部の今後を託し、さらにはバレーボール部を3日で辞めた佐田ゆりあ(小坂菜緒)に対しても「罪滅ぼし」をするなど、実は思いやりにあふれる真琴のギャップが胸に刺さりました。

●冷淡だったいちごが、やがて心を開くまで
『#5「裏切り」~#6「亀裂」』
DASADAを立ち上げたゆりあと篠原沙織(渡邉美穂)だが、担任には停学を言い渡され、SNSではDASADAを中傷する内容が拡散。やがて犯人が岡田いちご(佐々木美玲)だと判明して……。怒りが頂点に達した沙織がいちごに蹴りを見舞うシーンはドラマの中でも1、2を争うほど強烈。しかし、#6でゆりあはそんないちごを許してしまう懐の広さを見せました。日向坂46での活動で見せる顔とはまったく違うタイプの役を演じた美玲ですが、DASADAの一員になったことを境に冷淡だった表情が次第に柔らかくなっていく演技の変化にも注目です。

AUTHOR

左藤 豊


RECOMMENDED おすすめの記事