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UPDATE|2020/05/09

クロちゃん・峯岸みなみ、松井珠理奈の卒業について「1つの時代が終わる」

クロちゃん

バラエティ番組ではドッキリを仕掛けられ、ネットでは大炎上。お騒がせ芸人クロちゃんが大好きなアイドル文化についてお題に沿って持論を語ります。今月はAKB48、SKE48の唯一の1期生の卒業について。グループの功労者をクロちゃんはどう見る?


みいちゃん(峯岸みなみ)がAKB48を卒業することになりました。残念ながら4月2日に予定されていた卒業コンサートは延期になってしまいましたが、このご時世だから仕方ない。万全の体制でしっかりラストを飾ってほしいなと思います。

彼女のアイドル人生を語るとき、スキャンダルの件は避けて通れないでしょう。なぜ、あそこで辞めなかったのか? これはいろんな考え方ができると思います。まずあるのは、坊主というマイナスイメージのまま終わらせたくなかったということ。なにせあのときは国際的な人権問題にまで発展しましたから。

そしてこれはさしこ(指原莉乃)にも同じことが言えるのですが、スキャンダルを通過したことでワンランク上の存在になった。要するに単なる「アイドル」ではなく、もっと広い「タレント」あるいは「芸能人」という枠に脱皮できたんですよ。僕自身、申し訳ないけどスキャンダルが報じられたあとのさしこやみいちゃんは純然たるアイドルとして見ることができない。だけど芸能人としては、より幅広い層にアピールできるようになったのは事実です。

15年前、AKB48劇場ができたときの空気感をたまに思い出すことがあるんです。ファンもメンバーもバチバチしていたし、今とは何もかも違いましたね。メンバーは売れようとはしていたけど……。明日も見えないような状況の中、それでも少女たちは死に物狂いで頑張っていた。どこに向かっているのか、何を目指しているのか、それは彼女たちも全然分かっていなかったと思う。そんな時代の最後の生き証人……それが峯岸みなみなんです。彼女がいなくなることで、確実に1つの時代が終わるはずです。

時代が変わるといえば、もう1つ。SKE48からも松井珠理奈ちゃんが去ることになりました。彼女の場合、総選挙のあとで体調を崩して戦線離脱したじゃないですか。そのあと、戻ってきたときが分岐点だったと僕は睨んでいるんです。不動のエース・珠理奈がいなくなることで、グループは絶体絶命と見られていた。しかしメンバーが想像以上に頑張った。珠理奈に依存していた若手陣に自我が芽生えて覚醒する。皮肉なことに、珠理奈がいないことでプラスの副作用が生じたんです。

でも、これは長い目で見ると明らかにいいこと。あれだけSKE48愛が強い珠理奈が自らグループを離れるということは、自分が抜けてもやっていける……あるいは自分が抜けた方がSKE48にとっていいと判断したのでしょう。これはこれで切なくも美しい話だと思います。

AUTHOR

小野田 衛

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