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UPDATE|2020/04/23

『ゴッドタン』でブレイク、本郷杏奈の軌跡(1)「最初、人前で水着になるのに抵抗があって…」

本郷杏奈 撮影/松山勇樹



──上京したい気持ちはなかったんですか?

本郷 あったんですけど、めちゃくちゃ周りの友達から「絶対に無理だよ」「東京なんて人がたくさんいるんだから埋もれて終わるよ」とか言われていて。

──かなり辛辣な意見じゃないですか!

本郷 大体いつも辛辣なことを言われていました(笑)。私がモデルを始めたときも、「できるの?」って反応でしたからね。それで5年ぐらい札幌で活動していたんですけど、最初の1年は全然オーディションも受からなかったので、バイト中心の生活だったんです。でも1回合格してからは運が来てくださったのか、ボンボン受かるようになって。

──ちなみにバイトは何をやっていたんですか?

本郷 銀だことGAPで働いていました。

──だからプロフィールの特技欄に「たこ焼き早焼き」って書いてあるんですね(笑)。

本郷 はい! 4年半やっていたので、たこ焼きを焼くのは得意です。

──北海道にいた頃はバラエティ番組に興味はなかったんですか?

本郷 性格的に絶対無理だろうと思っていましたし、タレントさんの枠は正直考えたこともなかったですね。

──上京したきっかけは?

本郷 先ほどもお話しした通り、友達から「無理だ」って言われ続けていたんですけど、ある人から「周りの意見なんか関係ないよ。ダメだったら北海道に戻ればいいんだし、やるだけやってみなよ」と言われて。当時24歳だったので、上京するには遅い年齢ではあるんですけど、東京にある事務所のオーディションを受け始めました。東京を行き来しながら幾つもオーディションを受けて、半年ぐらいで所属事務所が決まり、すぐに上京しました。

AUTHOR

猪口 貴裕


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