4月22日に、約1年ぶりにシングル『3−2』(さんひくに)を発売するHKT48。その新センターに抜擢されたのは、なんと4期生の運上弘菜だ。一体どんな子なのか!? 同じチームの先輩であり、“パリピ”キャラでバラエティ番組での活躍が目まぐるしい村重杏奈に解説してもらった。(※前編はこちらから)
──4期生の運上弘菜さんと、1期生の村重杏奈さん。2人の絡みといえば、昨年のツアーで上演された『寸劇戦隊 指レンジャー』がファンの間ではおなじみです。
村重 まさに! これはなっぴも知っていると思うんだけど、私、台本を作ってくださる方に「とにかくなっぴはお金にガメついキャラにしてほしい! 村重に当たりを強くしてほしい!」ってお願いしてたのね。
運上 えっ、知らなかったです!
村重 あっ、そうなの? ツアーで最初に寸劇をやったときにスベリまくって、私となっちゃんで「このままじゃ持たないよ!」って話し合いをしたんだけど、村重が悪役でもお客さんだって「あぁ、そうだよね」で終わっちゃうでしょ? だから、実は指レンジャーの方がアホで、村重は意外とフツーでした、みたいな感じにしたくって。最終的にはストーリー性を持たせて、ちょっと泣ける展開にしたいけど……とにかく、なっぴのキャラをそうしてほしい、と。
運上 まさか村重さんが裏でそんなことを仕掛けていたなんて!
村重 これはただ単に推しとして「いつもとは違うなっぴを見てみたい!」とか「すごくしゃべるなっぴを見たい!」みたいな。これに関しては私の趣味です(苦笑)。
──そんなキャラを演じることになって、どう思いました?
運上 やっぱり最初は「大丈夫かな?」って不安もありましたけど、いざ本気でステージに臨んだら、お客さんがドッと沸いてくれて。ファンの方からも「新しいキャラが見られてうれしかった」と言っていただけたので、あぁ、やってよかったなって。
村重 ウケたときはうれしかったよね。
──結構、強烈なセリフもありましたけど、あれはアドリブだったんですか?
運上 アドリブもありましたね。最初はもっと控えめなことを言おうと思ったんですけど、ステージの上で「そういえば村重さんが『おもいっきりやってね!』って言ってたなぁ~』と思い出して、じゃあ、もっとお客さんにウケることを言ってやろう、と。