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UPDATE|2020/04/13

『青春高校3年C組』DJ KOOドッキリで初回からトレンド入り! 深夜枠への移動は大成功かも

アイドル番組定点観測 第61回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第60回となる今回の観測期間は4月6日(月)~4月12日(日)。

3月まで月~金曜夕方の帯番組だった『青春高校3年C組』(テレビ東京)が4月から月曜深夜枠にお引越し。放送エリアも拡大し、新たなスタートを切りました。

ただ筆者としては、強力なバラエティ番組がひしめき合う深夜枠で『青春高校~』がどこまで通用するか心配だったんです。やっぱりまずは40人ほど居る生徒たちをまんべんなく紹介する形になるのかな、でもそれって面白くなるのかな、と。しかし、そんな想像はいい意味で大きく裏切られました。

4月6日(月)の深夜での初回放送は、夕方帯時代から天然キャラやおバカキャラで定評のあった前川歌音ら5人をフィーチャーし、仕掛け人・DJ KOOのハイテンションなムチャ振りに応えさせるドッキリ企画。「40人も生徒がいるのに5人のみに絞るなんて、思い切った采配だな~」と思ったのですが、この5人の困惑っぷりとムチャ振りに食らい付く根性が想像以上に面白く、DJ KOOの口から謎の名言「サックマン」も飛び出してTwitterのトレンド入りまで果たすほど! ネタばらしされたときの前川の「ギョエェェェ~!!」というリアクションは番組史上一番笑ったかもしれません。

夕方から深夜に移っても『青春高校~』の方向性は変わらないなと安心したし、深夜枠になって初めて視聴した人に「こんなに面白いんだ、じゃあこの5人以外はどんな子たちなんだろう?」と興味を持たせることもできたのでは? 結果的に大成功だったのではと思える深夜1発目の放送でした。
AUTHOR

左藤 豊


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