2017年12月30日にでんぱ組.incに加入した、“ねも”こと根本凪と、“ぺろりん”こと鹿目凛。グラビアでも活躍する2人が、昨年末にスピンオフユニット「ねもぺろ」を結成した。2月25日には写真集『ねもぺろ』(トランスワールド刊)、3月25日には初となるシングル『しゅきしゅきしゅきぴ▽がとまらないっ…!』(▽の正式表記はハート)をリリースするなど、勢いが止まらない。そんな彼女たちのユニット結成までの経緯と、これまでを振り返ってもらった。(前後編の前編)
【写真】写真集『ねもぺろ』から悩殺厳選カット──でんぱ組.inc加入以前から、お2人は交流があったんですか?ぺろ 2016年に私が、ねもちゃんのいる虹のコンキスタドール(通称“虹コン”)が所属していた事務所に移籍したんです。そのときに事務所のファミリーとして知り合ったんです。
──そのときはお互いにどんな印象でしたか?ねも オタクイラストの人(笑)。話してみたら言動の1つひとつが面白くて、今までに会ったことのない人種でした。接する度に世界が広がるなと感じましたね。
ぺろ 私は虹コンと同じ事務所になるって聞いたときに、メンバーのツイッターをチェックしたんですけど、なぜかねもちゃんの自撮りが引っかかったんですよ。この子には何か感じるなと思って。ただ、ねもちゃんは人見知りで、ガードされているかもと感じたので、仲良くなるまではけっこう時間がかかりそうだなと思いました。
ねも 人と仲良くなるのに3年くらいかかるんですよ(笑)。
──ちょうど、お2人が知り合って3年以上経っていますね(笑)。でんぱ組.incに加入するまでは、そこまで仲良しという訳ではなく?ねも そうですね。気になる存在ではありました。絵も描けるし、グラビアもやるし、ブログの文章が上手くて。すごく多才だなって。
ぺろ 私はねもちゃんのグラビアがめちゃくちゃ好きで。私も当時からグラビアのお仕事をさせてもらっていたから、ねもちゃんの表情をお手本にしていました。ちょっとライバル心もありました。でんぱ組.incに入ってからは、一番話しやすい存在なので、仲も深まりました。
ねも ずっと憧れていたグループに入るので、何をするにも恐れ多いみたいな気持ちがあったんですけど、ぺろりんがいたおかげで心強かったです。