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UPDATE|2020/02/16

元アンジュルム・和田彩花がソロとして歩んだ半年間「作詞をしてみて、改めてつんく♂さんのすごさを実感」

和田彩花 撮影/河野優太



──どんなワンマンツアーになるのか決まっているんですか?

和田 まだ詳細は決まっていないんですけど、バンド編成の曲もやります。ライブは全編を通してがっちりした世界観を作りたい訳じゃなくて、その曲ごとの世界観をライブでやりたいんです。やたらと照明でガーっと明るくするとかは、私のライブの在り方としては好きじゃない。「見えること、見えないこと」がテーマの1つにあって、モニターがあるとみんなそっちを観ますけど、果たして本人の姿をすべて見せるのが大切なことなのか。同じ空間でいることが絶対なのに、そのバランスを崩すようなことは必要なのか。そんなことを考えながら演出を考えている最中です。

──カバー曲をやる可能性は?

和田 ないですね。お客さんは期待するでしょうし、そういう気持ちも汲み取らなきゃいけないなとも思います。でも、せっかくソロが始まったのに、今はまだ昔のことは振り返りたくないんですよね。

──ソロになってからの自分を漢字1字で表すなら何でしょうか。

和田 「探」です。まだソロになって半年ですけど、その間にいろんなものを探して、その結果が2月からのワンマンツアーになると思うんです。大学院が修了すると、自分の表現に一直線できますし、そこからが本当の始まりですね。

──大学院卒業後、仕事以外でやってみたいことはありますか?

和田 大学院を卒業したら語学を学ぼうと思っています。同じ意味を持つ言葉でも、国によってニュアンスが違ったり、逆に違うようで一緒だったり、それを知るのが楽しくて。語学を通して国の在り方も見えてくるのかなと思うんですよね。あと海外旅行に行きたいです。お仕事でしか行ったことのないフランスまで1人旅を考えています。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/河野優太


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