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UPDATE|2020/02/08

『ゴッドタン』で飲み姿が可愛いと話題に、源藤アンリ “友達ゼロ”の闇に迫る

源藤アンリ 撮影/松山勇樹 取材・文/猪口貴裕


──「突然連絡先をリセットしたくなってしまう」。

源藤 もう関りがないなとか、この人から連絡が来ても会いたくないなと思うと、整理しますね。

──「知り合いとすれ違っても、自分のことなんて覚えてないかもしれないと思って挨拶もせずに目を逸らしてしまう」。

源藤 そこまで仲良くない人だと、「あ、久しぶり! おはよう」と言うだけでも緊張して心臓がバクバクなんですよ。褒められても、相手の目をじっと見て、本当かウソかを見抜こうとします。「やっぱ目が笑ってないじゃん」みたいな。

──トリセツに「対人コミュニケーションが苦手な自分を変えるため、大学時代から集めだした自己啓発本があります」と書いていますけど、あまり活きてなさそうですね……。

源藤 活きてないです(笑)。でも大学生の時は本に書いてあることを実践してたんです。自分から挨拶したり、いろんな子と遊びに行ったり、たぶん当時は明るい子だと思われていたのかな。だけど気持ちが入ってないから、好かれることはないんですよ。

──「LINEのブロックリスト250名以上」と書いてありますけど、それだけLINE交換できた時期もあったってことですよね。

源藤 大学生の時は頑張って増やしました。友達が欲しかったから、喋ったことのない人とも交換していましたね。今はLINEを変えたので、ブロックの数は減りましたけど。

──その250人の中に友達になれそうな良い人はいなかったんですか?

源藤 いましたけど、そういう子に対しては「自分と合わないんじゃないか」「こんな素敵な女の子が私となんて仲良くしてくれるの?」って思います。

──考え過ぎですよ! そんなことばかり考えていたら病みません?

源藤 人とコミュニケーションを取っているとモヤモヤしますよ。でも今は友達がいないのでストレスが全くないです。楽しいこともないですけどね(笑)。

──普段の喋り方はバラエティの時よりも落ち着いてますよね。

源藤 あまり意識はしていないんですけど、バラエティの時はハキハキ喋るようにしています。

マネージャー バラエティだとスイッチが入るんですよね。あと変わった子に見られたいらしいんです。人と同じだと思われたくないみたいで。

──普通にしているだけでも十分変わっていますけどね(笑)。

源藤 変わった子と思われた方が興味を持たれるって、子供の頃に思い込んでしまって、それが今も続いているんですよね。なので小学生の時から、みんなと違う意見を言って、そういう考え方もあるんだって思われるようにしていました。

──そこはバラエティ向きなのかもしれないですね。

源藤 でもバラエティは出る度に緊張します。もうドキドキで、手汗がヤバいですし、口の中がカラカラになるし。芸人さんからしたら、私みたいな何も考えてないバカは出るな、腰掛で来やがってと思っているんじゃないかって怖くなりますね。日常生活でも緊張していますからね。コンビニでも後ろの人に邪魔って思われてないかなとかドキドキですし、どこにいても誰かに見られているって絶対に思うし……。

──家以外は心が休まる暇がないですね。グラビアのお仕事は緊張しないんですか?

源藤 緊張はしますけど超楽しいです。

──撮影ではカメラマンさんの褒め言葉を疑わないんですか?

源藤 どうせブスだなとか、胸がちっちゃいなとか考えながら見ているんだろうなとは思いますけど、それは誰に対してもそうなので気にしないようにしています。

──水着への抵抗感はなかったんですか。

源藤 プライベートでは海に行っても水着姿にならないぐらい抵抗感があります。大学時代、チロリアンガールズの子とグアムに行った時も水着姿にならなかったですからね。でも、なぜかグラビアは大丈夫なんですよね。特別、撮られるのが好きって訳じゃないんですけど、水着の形が可愛いですし……。

──そうしたお仕事の積み重ねが自信に繋がっていく可能性もありますからね。最後に今年の目標は?

源藤 やっぱり演技のお仕事がしたいですし、どんどんグラビアもやっていきたいです。バラエティにもたくさん出て、ちゃんと頭を使って芸人さんたちと会話ができるようになりたいですね。

▽源藤アンリ
げんとう・あんり。1995年3月22日生まれ、北海道出身。「あざカワ女子代表」。『週刊スピリッツ』や『FLASH』で表紙を飾るなど、グラビアでも活躍中。昨年『有吉反省会』(日本テレビ)に出演し大きな話題になり、一躍ブレイクを果たす。
AUTHOR

猪口 貴裕


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