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UPDATE|2020/02/10

STU48今村美月&岩田陽菜&瀧野由美子が描く“今はまだ無謀な夢”「いつかSTU48号でワールドツアーに」

左から今村美月、瀧野由美子、岩田陽菜 撮影/大江麻貴

2017年3月、国内6番目のAKB48姉妹グループとして誕生したSTU48。船上劇場というスタイルで瀬戸内エリアを本拠地として、「1つの海、7つの県」を中心に活動してきた。先日4thシングルを発売し、ますます勢いが加速する彼女たちが今後目指す場所はどこなのか? 先日、岡田奈々からキャプテンの座を引き継いだ今村美月、4枚連続センターを務める瀧野由美子、アイドル性が爆発する岩田陽菜に話を聞いた。


──まず、STU48にとって約半年ぶりとなる4thシングル『無謀な夢は覚めることがない』が1月29日にリリース! コンスタントにリリースが続いていますね。

瀧野 はい、またシングルをリリースさせていただけることがすごくありがたいです! 去年初めてSTU48で年に2枚シングルを出させてもらって、さらに去年の年末に次のシングルリリースが決まったのがうれしかったですね。

──ただ今回、制作スケジュールはかなりタイトだったそうですね?

瀧野 リリース決定の発表が全国ツアーのファイナルの福岡公演(’19年12月14日)だったんですけど、MV撮影はその2日後からだったんですよ! 福岡公演が1日2公演で、翌日はSTU48号での「GO!GO! little SEABIRDS!!」(以下・ゴゴリバ)公演が2公演あり、その後すぐMV撮影に入るという超過密スケジュールでした。

岩田 4thシングルのリリース日が1月29日と聞いたときは「えっ、あと2カ月もないよ!? そんなスケジュールで本当に作れるの!?」ってびっくりしました(笑)。発表の次の日にはもう振り入れしてたよね?

瀧野 うん。合間の時間でダンスを習って、メンバー同士で確認し合って。協力し合いながら作り上げていきました。

今村 しかも今回は、今までのSTU48の楽曲とはガラッと違った曲調なんです!

──優しく穏やかなイメージのあったSTU48ですが、今作はそれを覆すハードな楽曲です

今村 曲調もだし、あと歌詞も“強い”んですよね。例えば『暗闇』(1stシングル)では自分自身に対する葛藤が歌詞になっていたんですけど、今回は「○○するな」とか相手に強く訴えかける言葉が出てきたりして。STU48の楽曲でここまで強い言葉が出てくるのは初めてなんじゃないかな? 私はこの歌詞を読んだとき、秋元(康)先生からSTU48へのメッセージのように感じて、STU48としてさらに上を目指したいと思いました。

岩田 分かる! 「夢に向かって、あきらめずに頑張れ!」と応援されているような気持ちになって、MV撮影中も感動していました。今回の制作期間で改めて「みんなで力を合わせて頑張ろう!」って思えたので、この曲をぜひたくさんの方に聴いてほしいという思いが大きいです!

──MVは香川県の父母ヶ浜と岡山県の牛窓オリーブ園で撮影。特に父母ヶ浜は「日本のウユニ塩湖」と呼ばれて美しさが話題になっているスポットですが、こちらでの撮影はいかがでしたか?

瀧野 父母ヶ浜はすごくきれいでした! 干潮になるのが早朝と夜だったので、その2つのタイミングでダンスシーンを撮影したんですけど、“時間との戦い”でした。早朝の撮影ではだんだん潮が満ちてくるから、全員浜で撮影し始めたはずなのに1回撮り終わったらもう誰かが海に浸かっちゃっていて。そのスピードの早さに「自然ってすごいな」と。また、夜は潮が引いてからの撮影だったので、さっきまで海だったところで裸足になるのはすごく寒かったんですけど、スタッフさんが足湯を用意してくださったのでみんなで温まりながら撮影しました。

岩田 裸足で撮影すると最初に聞いたときは、「この寒い12月の海で裸足だなんで、すごいことをおっしゃる方だな」と思いましたけどね(笑)。でもメンバーだけじゃなく、ダンスの先生も「みんなと同じ気持ちになる」と言って裸足になってくださって、さらにはスタッフさんたちまで「オレたちも裸足になるよ!」と言ってくださったんですよ。現場の一体感はすごかったですね!

CREDIT

取材・文/左藤豊 撮影/大江麻貴


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