指原莉乃のプロデュース&代々木アニメーション学院のバックアップのもと2017年に誕生した=LOVE。2019年はファーストコンサートの開催、姉妹グループ≠MEのお披露目、ファーストツアーの開催、6thシングル『ズルいよ ズルいね』で初のオリコン週間ランキング1位を獲得と大躍進を遂げた。メンバーの齊藤なぎさ、佐々木舞香、野口衣織の3人に、そんな激動の1年間を振り返るとともに、2020年の抱負を語ってもらった。
──まずは=LOVEにとって、’19年はどんな年でしたか?
齊藤 =LOVEの2年目だった’19年は激動の年だったなって思います。後輩のノイミー(≠ME)ちゃんが誕生したり、ライブもたくさんさせていただいて、パフォーマンス面は1年目と比べたらずっと成長したと思います。そして、メンバーとはほぼ毎日一緒にいたので、みんなの絆も深まった年だったと思います。
佐々木 ’19年は特にライブの多かった年でしたね。2月にファーストコンサート、4月に初のツアーがあって、9月には2周年コンサート、さらに12月から冬の全国ツアーも始まります。披露する曲自体は同じでもセットリストを変えて見せ方を工夫したり、何より私たちの姿を見せられる場がたくさんあったのはありがたかったなと思います。
野口 ’19年の中でも夏がめちゃくちゃ盛り上がったと思っています。特に日比谷野外音楽堂でノイミーちゃんと合同で行なったコンサート「24girls」は印象に残っていますね。私たちは1年前にも日比谷野外音楽堂に立っているんですけど、「(≠MEを含めた)24人でのパフォーマンスってどうなんだろう」とか「ノイミーちゃんを引っ張れるかな」っていろんな思いがあって。でも当日はファンの方の声援がとても大きかったし、しかも夜の野外だったからペンライトの光がキラキラ輝いていて感動しました! 他にも’19年の夏には楽しい、うれしい思い出がたくさんあるし、いっぱい輝けたなと思っています!
齊藤 ノイミーちゃんを見て初心を思い出したり、ノイミーちゃんにしっかり背中を見せられるように努力しなきゃと思うようになったよね。
野口 うん、「私たちはお姉ちゃんだから頑張ろう」って思った! でも実際はノイミーちゃんの方がしっかりしてることも多くて(笑)。見習わなきゃいけないなと思うこともたくさんありました。
──また、10月にリリースした6thシングル『ズルいよ ズルいね』は、念願だったオリコン週間ランキング1位を初めて獲得しました!
齊藤 結成当初から「1位を取れるグループを目指して頑張ろう!」と話していたので、今回初めて1位を取ることができて光栄です! ただ、それを最初に聞いたときは「夢かな?」みたいな感じで全然実感が湧かなくて。その後いろんな方から「1位、おめでとう!」と言っていただいてようやく「私たち、本当に取れたんだ!」と感じました。まさに今、1位の重みをズシッと味わっている最中です!
佐々木 1位というのはたくさんの方が私たちのCDを手に取ってくださった結果なので、まずはファンのみなさんへの感謝が大きいです。そして、ここで慢心せず次のシングルを出すときにはもっともっとたくさんの方にCDを手に取っていただけるように、私たちもそれにふさわしいパフォーマンスをしていきたいなと思っています。
野口 私は1位を取ったと聞いたとき、逆に不安がよぎってしまって。「もし次1位を取れなかったらどうなっちゃうんだろう」とか考えてしまって素直に喜べませんでした。ただ、いろんな方に「おめでとう」と言っていただくうちに「こうやって祝福してくださる方がいてくれるおかげで1位が取れたんだ」と感じて、最近ようやく素直に受け入れられるようになりました。