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UPDATE|2019/12/29

「新国立競技場の景色が見たい」と語った百田夏菜子の想いと、ももクロの“新たなる旅路”

左から佐々木彩夏、玉井詩織、百田夏菜子、高城れに


近未来という意味では、2023年に30歳になる高城れにが興味深い話をしている。

これは「ももいろクリスマス2019」のパンフレットに掲載されたインタビューだが「このまま、なんとなく30歳になるのは嫌だ」と、ここからの3年間、向上心を持ってさまざまなことにトライしていきたい、と語ってくれた。

ひょっとしたら、ももクリで公表された運転免許取得のそのひとつかもしれないし、かなり意識の高い生き方を今の彼女が標榜していることは間違いのないところ。それもまた新国立競技場への道へとリンクしてくる。

そして、12月30日に「AYAKARNIVAL2019」の開催を控えている佐々木彩夏。

そもそも、このイベントは「2020年以降も、令和の時代もアイドルがキラキラした存在であり続けられるように」と彼女が企画・立案したもの。

別にひとり勝ちの状況を作って、新国立競技場へ邁進したい、というわけではない。アイドル業界全体が盛りあがることを念頭に置いていることは、この「AYAKARNIVAL2019」の開催意図によく表れている。

結果として、新国立競技場を目標として正式に掲げてから、最初のイベントがこの「AYAKARNIVAL2019」となった。もちろん4人が揃うステージとしては年またぎの「ももいろ歌合戦」が一発目になるのだが、その前日に開催される「AYAKARNIVAL2019」も一本の道でつながっている。

今年の年末は大忙しとなった佐々木彩夏だが、『OVERTURE』に掲載されたインタビューでは「忙しすぎるんじゃないか?」というファンの不安に対して「大変なのは5%だけで、あとの95%は楽しいだから心配しないで」と一発回答。さらにその5%についても、実に深い話をしてくれているので、こちらもぜひ誌面でご確認いただきたい。

もっとも「5%の大変」もイベントが大盛況で終われば吹っ飛んでしまうに違いない。このイベントを準備していく中で「自分が推しているアイドルがステージ上で楽しそうにしている姿を見ることが、ファンの人にとって最高の幸せだと思う」という金言を残してくれた佐々木彩夏だが、その言葉とおり、彼女を推している人はパシフィコ横浜に駆けつけて、あーりんに最高の笑顔をプレゼントしてあげてほしい、と思う。
AUTHOR

小島 和宏


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