HKT48脱退後、「モテクリエイター」としてインフルエンサー、YouTuber、タレント、モデルといった活動のほか、コスメプロデューサーやライバー事務所の立ち上げなど、ビジネスマンとしても手腕を発揮するゆうこすが、30歳を記念して人生初の写真集「チャーミング」(講談社)を8月9日に発売。直談判で発売を実現させたという本作に込めた思いや、30代を迎えての変化、今後の展望などをゆうこすに語ってもらった。
【写真】写真集「チャーミング」を発売したゆうこす──今回の写真集は直談判によって実現されたそうですね。2022年末に結婚、そして今年5月に30歳を迎えられた今のタイミングで写真集発売を決めた理由を聞かせてください。ゆうこす 12年前にアイドルを辞めてからインフルエンサーを始めて、その後、会社の経営をしてきました。今は会社経営のほうが比重が大きいことも多いんですが、20代の間を駆け抜けてこれたのは、ファンのみんなのお陰なので、そういう方たちに見せられるものを出したいなと思ったんです。最近、私自身のタレントとしての本もなかなか出せていなかったので、30歳の自分の、今の姿を作品として残しておきたいなという思いで、個人的に好きなカメラマンさんにお願いして、撮っていただきました。
──撮影はいかがでしたか。ゆうこす すごく楽しくて、チームの皆さんのことも大好きになりました。今までこういう撮影はしたことがなかったんですが、すごく良い空気感で撮れたんじゃないかなと思っています。
──どのようなテーマで撮影に臨んだのでしょうか。ゆうこす 撮影が始まる前からタイトルは「チャーミング」が良いと決めていました。20代で色んな仕事をやってきて、会社のチームも増えてきましたが、私は会社の代表として、その場にいるだけで周りの空気を和ませられるような、愛嬌のあるポップな存在でいないといけないと思っているんです。会社で「あの人がいたら意見を言うのはちょっと怖い」と思われたら良くないので、愛嬌を意味する「チャーミング」という言葉を選びました。
──写真集では思い描いた「チャーミング」を表現できましたか。ゆうこす できたと思います。普段、SNSやYouTubeの撮影では、どうしても決め顔というかあざとい顔になっちゃうんですけど、それは消え去りましたね(笑)。普段は出さないような、“チャーミング”な表情で撮れたんじゃないかなと思います。
──撮影に向けて、どのような準備をしましたか。ゆうこす 会食続きだったりするとお酒を飲む機会も多いんです。生活習慣が狂ってしまっていたので「とにかく健康的にしよう」と取り組みました。ちゃんと筋トレもしたし、食事制限もしましたが、最終的にめっちゃ絞れたかというと、そういうわけじゃないんですよね(苦笑)。夫に「これくらいが可愛くない?」と言ったら、夫もちょっとぽっちゃりが好きなので「これくらいがいいと思う」なんて。「だよね〜」って、自分の体にもそう信じ込ませていました(笑)。
──準備期間は、ご主人の協力もあったのでしょうか。ゆうこす 応援をしてくれていたと思いますが、美味しそうに食べてる私を見るのが好きらしく、普段から「いっぱい食べなよ」と言う人なんです。私がベッドで寝ていたら、枕元にお供え物みたいにパンを置いてきたりして。
──パンはどうなるんですか?ゆうこす 大体、私が寝ぼけながら「美味い美味い」って食べてます。完全に餌付けされていますね(笑)。さすがに写真集に向けて絞っている期間は置いてなかったですけど。