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UPDATE|2019/12/19

ももクロ・佐々木彩夏とEMPiRE、蝶野正洋が“予言”した「ピンクと黒が邂逅する日」

佐々木彩夏(右から3人目)とEMPiRE


じつはそういった予兆はすでにある。

その全貌は12月24日発売の『OVERTURE021』に掲載される佐々木彩夏とEMPiREの対談記事をお読みいただきたい。いや、読む前に掲載されている写真を見ただけで、なにか感じるものがあるに違いない。

こういったイベントは、さまざまな部分で予測がつかない初回こそが刺激的で、のちのち語り継がれることになるケースが多い。思い起こせば、蝶野正洋がブレイクするきっかけとなった『G1クライマックス』初優勝も第1回大会での出来事だった。あのとき、蝶野の優勝を予想していた関係者やファンはごくごく少なかったし、まさかG1というイベントが、そこから30年も続いていくことになるとは、誰ひとりとして予測していなかった(2020年が第30回大会となる)。

かく言う僕も、この第1回大会の決勝戦には足を運んでいない。インディー団体の地方興行の取材に飛んでいたから仕方ないのだが、あの日、編集部の先輩たちから電話で「この盛りあがりを体感できなかったのは記者生活最大の汚点だ!」と言われたことは、いまでもハッキリと覚えているし、30年近く経った今になって、たしかにその通りだったな、と納得してしまうほど、あの日は歴史の分岐点となった。

そんな経験があるからこそ、僕は12月30日、パシフィコ横浜に足を運ぶ。平成での後悔を、令和でも繰り返さないように……そんな予感が『AYAKARNIVAL2019』からはひしひしと感じられるのだ!
AUTHOR

小島 和宏


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