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UPDATE|2024/05/20

東出昌大、予算10万円でひろゆきと南米旅へ「とくにウマが合うわけでもない(笑)」

(C)AbemaTV,Inc.

俳優・東出昌大(36)が「予算10万円、移動は陸路のみ」というルールで旅を続ける『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』(ABEMA)にゲスト出演し、大きな反響を呼んでいる。2020年に週刊誌に報じられた女性スキャンダルですべてを失った東出は、一時期、表舞台から完全に姿を消した。しかし、その間に携帯の電波も届かない山奥で自給自足の生活を開始。ここに来て、そのユニークな価値観や思想に注目が集まっているのだ。本人を直撃し、「旅」「ひろゆきとの関係」「山ごもりの真相」などを縦横無尽に語ってもらった。

【写真】無人島で呆然とする東出昌大、ほか番組カット【8点】

 日本一、論理的で口うるさい男・ひろゆき。ネット掲示板「2ちゃんねる」創設者でもある彼をアフリカの砂漠に置き去りにしたらどうなるのか? ……というコンセプトで昨年放送された『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』(ABEMA)のシーズン2として、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』が配信開始された。今回、舞台となるのは南米。エクアドルの無人島からスタートし、予算5万円で南米大陸を横断し、続出するアクシデントに立ち向かっていく内容となっている。

 ポイントはシーズン1のアフリカ編でひろゆきとタッグを組んだ東出昌大が再び登場している点だろう。今回も凸凹コンビぶりが遺憾なく発揮されていることは間違いなさそうだ。東出は「知能派のひろゆきさんに対し、僕は完全なる行動派。“知行合一ユニット”と呼んでください」とニヤリ笑った。

「特にウマが合うわけでもないんですけどね(苦笑)。たとえばバスの時刻ひとつにしても、電子機器を駆使して調べていくのがひろゆきさんのスタイル。それに対して僕は窓口で直に尋ねちゃうタイプ。お互い得意なことも違うし、相手に合わせようとも思っていない。だから相手に無理もさせないし、過度な期待もしない。旅をするうえで気楽な相手ではあります」

 ただし、ひろゆきと東出の間には「郷に入っては郷に従え」のルールを遵守するという共通ポリシーが存在する。さらに2人の前に思わぬ角度から共通の“仮想敵国”が現れ、そこに対抗する中で団結を深めていったという。旅を妨害する犯人の正体は、なんと番組スタッフ。一体、どういうことなのか?

「これはハッキリ記事の中で書いていただきたいのですが、とにかくこの番組のスタッフはポンコツなんですよ(笑)。たとえば今回の南米編はエクアドルから始まるんですけど、最初、ひろゆきさんはいないんですね。いきなり僕の1人旅でスタートするんです。

 しかも、そのことを僕は全然知らされていなかった。メキシコシティで飛行機を乗り換えるときに『ひろゆきさん、もう到着されているんですかね?』と聞いたら、『いや~、今回、ひろゆきさんは来ないんですよ』とかしれっと言うわけです。さすがに僕も『冗談でしょ?』って段取りの悪さに愕然としました」

 東出の番組スタッフに対するボヤキは止まらない。アフリカ編では普段は温厚なひろゆきが半ギレ状態でスタッフに詰め寄る場面も何度か見られたが、東出によると「あれは全部ガチの怒り」とのこと。こうしたスタッフの段取りの悪さがハプニングに繋がり、結果として番組を盛り上げる要因になっていることは確かだが、出演者としてはたまったものではないだろう。しかし厳しい言葉とは裏腹に、東出の番組スタッフに対する眼差しはどこか温かいものがある。

「今だから正直に言いますけど、最初はシーズン2のオファーを僕は断ったんですよ。だけど交渉を進めていく中で『もし豊川(康成)ディレクターが行くのなら、自分も行きます』という提案をさせていただきましてね。つまり僕からの逆オファーというわけです。前回に続いて僕が出演しているのは、豊川ディレクターも日程を調整してくれたということを意味します。とにかくこの番組はスタッフの信じられないような怠慢ぶりが目に余るので、そこは注意して観ていただきたいですね(笑)」

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