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UPDATE|2024/03/29

『ブギウギ』最終回は「東京ブギウギ」を披露、スズ子のラストステージに懐かしの面々が集まる

日帝劇場・舞台にて。「さよならコンサート」で歌手人生最後のショーを披露する福来スズ子(趣里)。 写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第126回が28日(木)に放送され、スズ子(趣里)がさよならコンサートを開催。懐かしの面々も登場し、笑顔と涙あふれる最終回となった。

【写真】さよならコンサートに集った懐かしい人々、『ブギウギ』第126回場面カット【5点】

スズ子のさよならコンサート当日。楽屋にはタイ子と小夜から手紙が届き、おでん屋の伝蔵、下宿でお世話になった小村夫妻などスズ子の人生に関わってくれた人々からお花が届いていた。そして、共に梅丸時代を過ごしたリリー、桜庭、秋山、林部長、さらには坂口&山下も楽屋を訪れ、大賑わいとなった。

客席には、愛子や大野はもちろん、麻里や茨田りつ子、パンパンガール、そして橘アオイの姿も。皆どこか寂しそうに、でも誇らしげにスズ子を見守る。スズ子は「皆さん、今日まで応援してもろて、ホンマにありがとうございました」と声を震わせ涙を流した。

周りを見渡し「みなさん大好きな、この曲」と歌い始めたのは「東京ブギウギ」。羽鳥善一(草彅剛)の優しいピアノ伴奏に合わせて、しっとりと魅せた後、「スリー、トゥ、ワン、ゼロ!」の合図で陽気なメロディが流れ出す。観客も総立ちで「東京ブギウギ」を口ずさんだ。

歌い切ったスズ子は、客席、そして自分が立つステージに投げキッスをし、舞台に別れを告げたのだった。

そして『ブギウギ』最後のシーンは、家族が揃った食卓の場面。「人に生まれてきたからには皆に義理があんねん。その義理を果たすんが人情やと思うねん」と、スズ子の原点「義理と人情」で物語を締めくくった。

スズ子のラストステージを見守った視聴者からは「スズ子の歌声がとても素敵だった」「まだまだスズ子のステージを観ていたい」「半年間あっという間だった。毎日楽しかったな」「ズキズキワクワクする最高のステージと最終回だった!!」など沢山の声が寄せられ、早速ブギウギロスになっている視聴者も多くいるようだった。

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