──惣田さんは卒業するのを聞いていたんですか?
惣田 聞いていたよね? いつ聞いたんだろ?
後藤 しゃぶしゃぶ食べているとき。
惣田 あー! (北川)綾巴と一緒に食べていたときだ!
──実際に聞いてみてどうでした?
惣田 楽々が休業したときに戻ってこないんじゃないかと思っていたんですよ。でも戻ってきたから、もうちょっといるのかなって思っていたんですよね。そしたら卒業ですから。聞いたときはすごくビックリしたし、もうちょっといてほしいって話しました。でも楽々はやりたいことが明確にあって、彼女の性格的にアイドルにすごく向いているかと言ったらそうじゃない。いい意味で、考え方も海外の人っぽく自由だったりもするから、大学に入っていろいろ選択肢も広がったのかなって。SKE48は一生いられる場所ではないので、やりたいことを見つけて卒業するならいいなと思って。
──なるほど! ちなみに後藤さんが戻ってきたときにもインタビューをしたんですけど……。
後藤 そうですよね(笑)。そのときはこれから頑張りますって言っていましたよね(苦笑)。
惣田 そのときは卒業とかは考えていなかったの?
後藤 帰ってきてから、これからのことを考えようと思っていて。具体的にどうしようというのがなくて。私はアイドルらしい性格じゃなくてけっこうサバサバしているし、ファンの方が求めることに応えられないんです。求められるのも苦手だし、素直じゃないから、応えられないし。アイドルって本当に難しいと思います。
惣田 SKE48的には可愛い子が減っちゃうのは痛いですよね。楽々も綾巴も卒業するから心配です(笑)。
──2人とも9月末で卒業するわけですからね。
後藤 それはたまたまなんです。湯浅(洋・前SKE48劇場支配人)さんと相談してて、綾巴さんと9月末って決まって。惣田さんは悲しいですよね?
惣田 悲しい! 普通に友達を2人失う気分だもん。2人とはたくさんご飯にも行ってたし、遊びにも行っていましたからね。