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UPDATE|2023/10/10

貴島明日香、「生活が厳しかった」上京時は母の言葉に支えられた「改めて頑張ろうという気持ちに」

貴島明日香

モデルでタレントの貴島明日香が10月10日(火)、都内で開催された「公益財団法人公益推進協会 アディーレ未来創造基金 #奨学金返済 支援プロジェクト 記者発表会」に出席。子どもの頃に抱いていた夢について語る場面があった。発表会には、お笑いタレントの田村淳、俳優の白本彩奈も登壇した。

【写真】イベントに登壇した貴島明日香【12点】

奨学金制度について持っている考えを聞かれた貴島は「兄と妹が利用しています。私の家庭は5人兄弟なのであまり裕福ではなかったんですけど、奨学金制度があったことによって、兄と妹は好きなことを学べて、夢を諦めずに済んだところがあったので、重要な制度だという認識があります」と話した。

同基金が、全国の20代から30代の男女8,000人を対象に奨学金の調査を実施したところ、3人に1人が「奨学金によって何らかの夢を諦めている」ことが判明。そのうち、現在奨学金を返済している人の80%が返済を重荷に感じていることが分かった。

実際に利用していた兄と妹の様子について貴島は「妹はまだ卒業したばかりなのでこれからという感じです。兄は苦しそうでした。一人暮らしもしていたので、近くで見ていて『大変そうだな…』と感じましたね」と述べた。

また、同イベントの内容にちなみ、子どもの頃の夢についてトークする場面も。貴島は「小学生の頃からパソコンに触れるの好きだったので、デジタルクリエイターのような職業につきたいと思っていました」と明かした。続けて、夢を変えたきっかけについて「高校生の頃に事務所に所属したんですけど、昔から引っ込み事案で、家に籠もってずっとパソコンを触っているような子どもだったので、自分に自信がなかったです。なので、1番は自分を変えたい、自信を持ちたいというのがきっかけでこの世界に飛び込みました」と振り返り、司会から「今は自信を持てているか」と問われると「持てています!」と答えた。

さらに、現在に至るまでに経験した試練を支えてくれた人の言葉という質問に、貴島は「母の言葉」と回答し「大きなお仕事が決まったからというわけじゃなく、若気の至で19歳の時に上京したので、最初の2年間は生活が厳しかったです。諦めようかなと思ったんですけど、母が『帰る場所はいつでもここにあるから、怖がらずにやりたいことをやり切ってから帰ってきなさい』と言ってくれたんです。この言葉で改めて頑張ろうという気持ちになり、それから臨んだオーディションに受かることができました。あの言葉がなかったらここにも立っていなかったんじゃないかなと思います」と感慨深げな表情で語った。

同基金は、奨学金返済を要因とする経済負担があることで、留学や転職、起業など「夢の1歩を踏み出せずにいる若者」を支援するプロジェクト。応募期間は、きょうから12月10日(日)までとなっている。


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